Huawei は現地時間の24日、Huawei CFO がカナダ当局に拘束されて3年の月日を経て、事実上の自由の身となり、カナダを出国。中国へ向かっていると AFP通信 が報じた。
それに合わせ、中国政府・中国当局は 1,000日以上、中国当局に拘束された カナダ国籍2人を保釈し、同じタイミングで中国からカナダに向かっていると ロイター通信 が報じました。
これは、Huawei と関連企業のスカイコムとの関係をイギリスの金融機関に虚偽の申告したとして、アメリカ当局が Huawei CFO を国際指名手配し、カナダ当局が CFO を見つけ、3年以上、自宅軟禁生活を送っていたもの。
これにより、3年以上の大スキャンダルに終わりを告げたこととなります。
中国政府は、Huawei CFO を拘束するのは不当であると、カナダ・アメリカ政府への報復措置として、カナダ国籍 2人を中国政府の指示で中国当局が2人を拘束。アメリカ・中国。さらに、カナダを巻き込んだ、大きな国際問題・外交問題となったのは、間違いありません。
しかし、アメリカのトランプ政権が2020年大統領選挙で大敗し、アメリカのバイデン政権へと変わり、ややアメリカと中国の関係がソフトになりつつあるが、バイデン政権は、トランプ政権が実施した措置を解除せず、未だにアメリカと中国の激しい競争は、今も続いており、今後の展開次第では、Huawei 以外の民間企業の誰かが海外当局によって拘束されてもおかしくない状況であり、中国政府・中国当局は、西側諸国とどのように付き合っていくのか。来年 2022年 北京冬季オリンピック・パラリンピックを開催・閉幕しても、この問題が完全に和らぐことは、かなり難しいことを決して忘れることはないでしょう。
>>> 情報元:AFP通信
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