パソコンでAndroidアプリを実行させるための方法4選 #Android #Apps #WSA #Windows11 #Linux

2024年1月24日水曜日

Android ChromeOS Linux Windows11 レポート





こんばんは。
普段から Android アプリをスマホやタブレットで使うことが多いと思います。

しかし、『普段から使っている Android アプリをパソコンでも実行できたらいいなぁ...。』と思うリッチな方々はいませんか?

今回、パソコンで Android アプリを実行させるための方法を4つ、ご紹介しようと存じます。





パソコンで Android アプリをうごかす



Android アプリは基本、Android OS が搭載した、Android スマホや Android タブレットしか動きません。

しかし、このような『Android アプリ = スマホやタブレットしかうごかない』と考える思考はとても古く、令和の時代になった現在、様々な方法を用いて、Android アプリをパソコンで実行させることができます。

次の項目からは、パソコンで Android アプリを実行させるための方法を4つ、ご紹介しようと思います。






パソコンで Android アプリを実行させるための方法 ① Windows 11 で Android アプリをうごかす WSA Pacman



1つ目のパソコンで Android アプリを実行させるための方法は、Windows 11 で Android アプリをうごかす、WSA Pacman です。





WSA Pacman の名前に由来する、WSA とは、Windows Subsystem of Android の略称で、Windows 11 の目玉機能である、WSA の開発者モードを利用して、apkファイルを WSA Pacman 経由でインストールし、Android アプリを実行することができます。

WSA Pacman は、公式 gitHub ページで公開されており、常に最新のバージョンが公開されています。


apkファイルは、APKPure、F-droid と言った、apkファイルを配布しているサイトやサービスから入手する必要がありますけども、必ずしも、apkファイルが安全で利用できるとは限りません。

ここについては、個々の判断に委ねられますので、予めご理解の元、apkファイルを配布しているサイトやサービスを利用していただけたらと思います。






パソコンで Android アプリを実行させるための方法 ② Linux で Android アプリをうごかす Waydroid



実は、Linux にも WSA に似た方法で、Linux 上に Android アプリを実行させることができます。その名も Waydroid です。





Waydroid は、割と最近になって、日本の Linux に愛する愛好家、オタクの方々がSNSやブログで紹介されるようになり、Linux で Android アプリをうごかすのであれば、Waydroid と言われるぐらい、非常にホットで新しい方法と言えます。


Linux で Waydroid を使った、Android アプリの実行方法は、さいしょに紹介した WSA Pacman より難しく、難易度が高めですけども、Linux の実機をお持ちの方々は一度、チャレンジしてみても良いかもしれませんね。






パソコンで Android アプリを実行させるための方法 ③ Chromebook で Android アプリをうごかす


Chromebook を買うと、Android スマホやAndroid タブレットでよく見かけるストアアプリがありますよね?

実は、Chromebook を買うと、もれなく、Chromebook 上で Android アプリをうごかすことができます。





Chromebook は Google が開発した Chrome OS を搭載したパソコンのことを指し、WSA Pacman や Waydroid のような手間がかかる方法をしなくても、誰でもカンタンに Chromebook 上で Android アプリをうごかすことができます。





パソコンで Android アプリを実行させるための方法 ④ OSが入っていないパソコンに Android x86 をインストール


Android は基本、スマホやタブレットしか動作しないと言われていますが、例外的にパソコンのOSとして、Android をうごかすプロジェクトが存在します。その名も Android x86 です。





Android x86 は、パソコン向けCPUでうごく Android OS を実現するため、昔から存在する Android プロジェクトで、誰でも自由に Android x86 ベースで開発されているOSを無料で入手し、OSが入っていないパソコンに Android x86 をインストールすることができます。


しかし、Android x86 を否定的、偏見的に見る日本の愛好家の方々が非常に多いです。
その原因には、YouTube 上で Android x86 をうごかす実験や検証を試みた YouTuber の方々が Android x86 を極めて乱暴に扱い、『Android x86 は存在すべきものではない』と大きな包丁で振りかぶる投稿者が非常に目立ってしまい、『Android x86 = カスOS』とのレッテルを貼られてしまい、なかなか思うようなイメージ回復が進んでいないからと考えられます。


ただ、Android x86 は現在進行系で進んでいる世界的なプロジェクトであり、YouTuberの多くが試した、Android x86 のバージョンが極めて古く、2024年1月現在の最新バージョンは、Android 11 が Android x86 上で最も最新な Android バージョンです。


ちなみに、Android x86 派生の LineageOS for PC が存在し、これは、Android x86 プロジェクトに組み込まれているので、Android x86 の最新バージョンがダメであれば、LineageOS for PC の最新バージョンをダウンロードして、インストールしてみると良いかもしれません。

もっと最新で Android x86 プロジェクトや LineageOS for PC 以外の Android x86 派生のOS を試したいならば、Bliss OS for PC がオススメです。LineageOS for PC より先へ行く Android x86 派生のOSで開発者の中には、2つ目に紹介した Waydroid の開発者も居るので、Bliss OS for PC を使って、最新の Android x86 の世界に入ってみてはいかがでしょうか?






まとめ






パソコンで Android アプリを実行するのは、比較的ハードルが低く、誰でもチャレンジできるのは、最大の魅力ですし、是非みなさんもパソコンで Android アプリをうごかすチャレンジを試してみると良いです。

難易度の高さを順番に整理すると、、、、


難易度4:OSが入っていないパソコンに Android x86 をインストール
難易度3:Linux で Waydroid を入れて、Android アプリをうごかす
難易度2:Windows 11 で WSA Pacman を使って、Android アプリをうごかす
難易度1:Chromebook で Android アプリをうごかす


難易度が一番低いのは、Chromebook で Android アプリをうごかす方法です。ただ、Chromebook の購入費用がかかることから、もしお手元のOSが Windows 11 であれば、難易度2 の Windows 11 で WSA Pacman を使って、Android アプリをうごかす方法が一番やりやすいかと思います。


一方、難易度3 と難易度4 は、難易度2 や難易度1 をすぐに検証して、動作するアプリを見つけ出すことができるのであれば、難易度3 や難易度4 の方法へのステップアップすると良いです。

難易度1 は、メーカーやGoogleの管理下の元で試すことができますけども、難易度2 から難易度4 までは全て、個々の選択の自由と個々の選択を行使した後から付いてくる責任の元で検証することを強く、推奨します。




さいごに



今回は、パソコンで Android アプリを実行させるための方法 4選をお伝えしました。
これらの方法は、比較に誰でもチャレンジできる方法ですし、これらの方法を用意されているのは、ここまでの道のりを頑張ってきた、極めて優秀な開発者の方々のおかげです。

せっかく、準備された方法ですから、みなさんも是非一度、パソコンで Android アプリを動かしてはいかがでしょうか。


編集長は実際に、Windows 11 で WSA Pacman を使った、Android アプリの検証をいくつか試しましたが、今のところ、GeekBench 5 の Android アプリ版が問題なく完走することができました。 


さいごまで読んでいただき、ありがとうございました ('ω')ノ




当サイトでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

Search

プロフィールのご案内

QooQ