ITMedia Mobile は19日、楽天モバイル 0円廃止に伴う、各通信キャリアの新料金プランとMVNOの状況を報じた。
今回は主に povo , ahamo , LINEMO の大手通信キャリア3社の新料金プラン。さらに、MVNO事業を展開する、IIJmio , OCN モバイル ONE , 日本通信 , HISモバイル , BIGLOBEモバイル の合計5社の状況を紹介しています。
各通信キャリアの新料金プランとMVNOの状況は下記のとおりです。
通信キャリアの新料金プラン
・povo:KDDIは『5月13日の週末は、前週末と比較して、povoの新規申し込みとMNPが2.5倍に増えた』と回答。一時は、povo の申し込みが殺到したことによる遅延が生じている模様。
・LINEMO:Softbankは『4月9日~10日の週末と5月14日~15日の週末を比較すると、MNPはLINEMOのミニプランが2.6倍以上、20GBのスマホプランを含めると2倍以上伸びている』『Y!mobileも好調。同時期とのを比較でMNPが1.5倍以上伸びた』と回答。大手通信キャリア3社の中で大容量プランと低容量プランの2種類を軸に展開中。
・ahamo:NTTdocomoは『サービス個別の状況はお伝えできないが、ドコモ全体として13日以降、MNPは増えている』と回答。現行のプランの他に100GB/月の超大容量プランを提供しており、povo より圧倒的な強さと安定性を誇る。
MVNO
・IIJmio:IIJmioモバイルサービス(ギガプラン) , IIJmioモバイルサービス , IIJmioサプライサービス への申し込みが集中し、本人確認と商品の発送に時間がかかっている模様。
・OCN モバイル ONE:NTTコミュニケーションズは『通常よりお申込数は増加傾向にある』と回答。ドコモショップでの超低容量プランを展開しており、同じ NTTグループという安心感は、他のMVNOより有利。
・日本通信:日本通信は『サービス個別の状況は伝えられないが、申し込みが急増している』と回答。2021年夏にオペレーションセンター拠点を東京都内から地方へ移し、人員を増強。申し込みが急増しても、柔軟に対応できる体制を構築。今のところ、他のMVNOのような遅延が起きていない模様。
・BIGLOBEモバイル:BIGLOBEモバイルは『5月13日以降、若干申込が増加している状況』と回答。ただ、実際にどこまで遅延しているかの回答は、得られていない模様。