Apple は現地時間の14日、Apple Event September 14th と題した、新製品発表会を実施されました。
今回の新製品発表会で登場した、Apple 製品 , Apple 新サービスは下記のとおりとなります。
iPad 第9世代
iPad はついに、第9世代に突入しました。
iPad 第9世代は、A13 Bionic を搭載。現行モデルである、iPad 第8世代に搭載されている SoC A12 Bionic より 20%のパフォーマンスを実現。
比較対象として、Google の ChromeBook よりも3倍。Android より6倍高速であると Apple はアピールしています。
iPad のインカメラは、12MP の超広角カメラを採用したことで画質が飛躍的に向上。
iPad 第9世代は、Center Frame に対応。
iPad のアクセサリーには、薄くて軽量の Smart Keyboard 。Logitech(=日本では、Logicoolで展開)の学校向けトラックパッドを搭載した、新しい Rugged Combo などの他社製キーボードに対応する方針です。
もちろん、Apple Pencil 第1世代にも対応。
iPad 第9世代は、最新の iPad OS 15 を搭載した状態で出荷されます。
iPad 第9世代の本体価格は、アメリカで 329ドルから。日本円で 36,032円から。
ただし、学生および教職員向けの場合、299ドルから。日本円で32,751円からお求め頂けます。
iPad 第9世代は、アメリカ時間 2021年9月14日から予約注文を開始し、発売は2021年9月21日からとなっています。
iPad mini
iPad mini が美しく進化しました。
iPad mini は、これまでの物理ホームボタンを廃止。
画面サイズは、8.3インチ。
現行の iPad Air と同様に Touch ID を電源ボタンと兼用するカタチに変更。
現行で販売されている、iPad mini よりも CPUパフォーマンスが40%の高速化。GPUパフォーマンスが80%の高速化を実現。
これにより、現行で販売されている iPad mini と比べて 2倍のパフォーマンスの向上を実現することができました。
iPad mini は、今回のモデルから USB Type-C に変更。
iPad Air と同様、優れた USB Type-C の機能性を得られることができます。
これにより、USB Type-C に変更したことで、最大10倍のデータ転送を実現することに成功。
iPad mini セルラーモデルに限ってですが、今回の iPad mini から 5G に対応しました。
iPad mini のアウトカメラは、12MP の1眼。さらに、アウトカメラには、iPad mini 史上初の フラッシュが実装されることになりました。
iPad mini のインカメラは、iPad 第9世代と同様、12MP に進化。
さらにさらに、iPad mini のインカメラは、Center Frame に対応しています。
iPad mini のスピーカーは、横向きでのステレオに対応した、新しいスピーカーシステムを採用。
iPad mini は、今回のモデルから Apple Pencil 第2世代に対応。
iPad mini では、Apple Pencil 第2世代を充電するための磁石がついているため、よりスマートで iPad mini を充電することができます。
iPad mini の本体価格は、499ドルから。日本円で54,647円から入手可能。
Wi-Fiモデル , セルラーモデルの両方を提供。
iPad 第9世代と同様、2021年9月14日から予約注文が開始され、2021年9月21日から販売開始です。
Apple Watch Season 7
Apple Watch で大きく世界が変わるかもしれません。
Apple Watch Series 7 は、Apple Watch Series 6 より20%の画面領域を拡大。
ちなみに、過去モデルの比較として、Apple Watch Series 3 より50%以上も画面領域を拡大することになります。
Apple Watch Series 7 の外枠は、1.7mmまで細く改良。
Apple Watch Series 6 とは、40%も細く改善。
しかし、驚くべきことに Apple Watch自体の寸法を変えず、ここまで細く改善されたのは、大変驚きです。
Apple Watch Series 7 では、画面領域の拡大によってキーボード入力ができるように改善されています。
Apple Watch Series 7 の全てのアルミニウムの Apple Watch ケースは、100%の再生金属で作られ、Apple Watch Series 7 のマグネット部品は、100%リサイクルされた希土類元素を使っています。
Apple Watch Series 2021のラインナップは、Apple Watch Series 3 は引き続き、199ドルから入手可能。Apple Watch SE は、279ドルから。気になる Apple Watch Series 7 は、399ドルからとなっています。
Apple Watch Series 7 は、2021年秋の後半に販売開始です。
iPhone 13 , iPhone 13 mini
ついに、iPhone シリーズの新作が登場。
iPhone 13 Series は、どんなスマートフォンのガラスよりも頑丈な独自の Ceramic Shield を採用することで、驚くほど耐久性を誇り、業界最高クラスの IP68 の耐水性能を発揮。
iPhone 13 は、アウトカメラのレンズ配置を斜めにしたことで、先進的なデュアルカメラシステムと新たな装いに進化。
iPhone 13 は、5色展開。全く新しいピンク , ブルー , ミッドナイト , スターライト , (PRODUCT)RED 。
ディスプレイには、更に広い表示領域を提供するため、TrueDepth カメラシステムを再設計され、従来より20%の小さな空間に収めました。
iPhone 13 は、アンテナの線に業界初のアップサイクルされたペットボトルを使用。
iPhone 13 の内部は、新技術や大型の内臓バッテリーを搭載させるため、完全に再設計されています。
これらの iPhone 13 のデザインは、iPhone 13 と iPhone 13 mini と共通しています。
iPhone 13 , iPhone 13 mini に採用されている SoC は、A15 Bionic 。
A15 Bionic は、5nm プロセスで設計され、コア数は、6コア。主要な他社製品より最大50%も高速化を実現されています。
GPU は最新の4コア GPU を内蔵。主要な他社製品のグラフィックスより最大30%の高速化を実現。
さらに、機械学習の処理に最適な新しい16コア Neural Engine を採用し、毎秒15.6兆もの演算が可能です。
iPhone 13 のカメラには、新たな新機能 シネマティックモードが搭載され、iPhone 13 を持っている消費者であれば、誰でも映画のような映像を撮影することができます。
iPhone 13 , iPhone 13 mini の気になる本体価格は、iPhone 13 mini 699ドルから。iPhone 13 は、799ドルからとなっています。
iPhone 13 , iPhone 13 mini の予約は、アメリカ時間 2021年9月17日から予約注文を開始し、発売は、同じくアメリカ時間 2021年9月24日です。
iPhone 13 Pro , iPhone 13 Pro Max
しかし、グラフィックスパフォーマンスについては、最大50%の高速化を実現。
iPhone 13 Pro , iPhone 13 Pro Max には、iPhone シリーズ初の ProMotion を導入。
ProMotion は、最小10Hz から最大120Hzまでサポートし、使用状況に応じて、フレームレートが自動的に変化する、Apple 独自が開発した、新しい技術です。
iPhone 13 Pro , iPhone 13 Pro Max のアウトカメラは、主に3つで構成され、一つは77mmの望遠カメラ。最大3倍の光学ズームに対応。二つは、新しい超広角カメラ。AFと F1.8 の明るい絞り値を実現。三つは、F1.5 の明るい絞り値と1.9ミクロンピクセル イメージ CMOSセンサーを採用しています。
もちろん、iPhone 13 Pro , iPhone 13 Pro Max には、シネマティックモードを対応しています。
iPhone 13 Pro , iPhone 13 Pro Max の内臓ストレージ容量は、128GB , 256GB , 512GB , 1TB の4種類。こでまでの iPhone シリーズで 1TB が登場したのは、はじめての試みです。
iPhone 13 Pro , iPhone 13 Pro Max は iPhone 13 , iPhone 13 mini と同様、アメリカ時間 2021年9月17日から予約注文を開始し、発売は、同じくアメリカ時間 2021年9月24日です。
iPhone 13 Pro , iPhone 13 Pro Max の気になる本体価格は、999ドルから。日本円で109,343円からとなっています。
他に発表された、Apple サービス
Apple Watch Season 7 の登場により、Apple Fitness+ を実践している最中の Apple Watchで計測されているデータをリアルタイムでモニタリングすることができるように改良。
Apple Fitness+ は、アメリカ・カナダ・ニュージーランド・イギリス・オーストラリア・アイルランドの6ヶ国限定でサービスインしているものの、2021年秋から新たにオーストリア・ブラジル・コロンビア・フランス・ドイツ・インドネシア・イタリア・メキシコ・ポルトガル・ロシア・サウジアラビア・スペイン・スイス・UAE アラブ首長国連邦の9ヶ国がサービスインすることが決定されました。
Apple は、新しい Apple 製品で世界のライバル企業と戦う
これで Apple Event September 14th が幕を閉じました。
一番衝撃的なことといえば、新しくなった、iPad 第9世代 , iPad mini ですね。
一番衝撃的なことといえば、新しくなった、iPad 第9世代 , iPad mini ですね。
特に iPad mini が USB Type-C になったことは、実に喜ばしいことであり、サードパーティー製の USB Type-C ケーブルを使用することが可能になるため、新たに新しいケーブルを買う必要がなくなるからです。
iPhone 13 Seriesについては、これまでの iPhone をスペックアップし、iPhone 13 , iPhone 13 mini については、アウトカメラの配置を新たに変更されたのは、実に興味深いです。ですが、そのまでパッとするような新機能がないため、最新の iOS 15 がどのように iPhone 13 シリーズと調和してくるのか。本当に目が離せません。
ジャンクお宝鑑定団は、追々、iPhone 13 Series , iPad mini , iPad 第9世代の実機を触れる機会があり次第、実機体験レポートをお伝えできたらと思います。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。('ω')ノ