Appleは現地時間の5月25・26日、iOS 14.6 になってから、各iPhoneシリーズの電池持ちに変化が起きたと wccftech , iAppleBytesが報じた。
それによると、各iPhoneシリーズに現行最新バージョンの iOS 、iOS 14.6 にOSアップデートを実施し、GeekBench によるバッテリー消耗テストを行い、最も素晴らしい結果を叩き出した iPhone は、iPhone 11 であると説明しています。
ちなみに、最も悪い結果を叩き出した iPhone は、iPhone 6S でした。
なぜ、iOS 14 になってからバッテリー持ちが悪くなったのか。
実際に各 iPhone の内臓バッテリー容量とSoCを確認すると、iPhone と iOS 14 の相性が見えてきました。
Apple iPhone 各シリーズごとのSoCと内臓バッテリー容量
・iPhone 6s:【SoC】Apple A9【内臓バッテリー容量】1,715mAh
・iPhone 6s Plus:【SoC】Apple A9【内臓バッテリー容量】2,750mAh
・iPhone SE(第一世代):【SoC】Apple A9【内臓バッテリー容量】1,624mAh
・iPhone 7:【SoC】Apple A10 Fusion【内臓バッテリー容量】1,960mAh
・iPhone 7 Plus:【SoC】Apple A10 Fusion【内臓バッテリー容量】2,900mAh
・iPhone 8:【SoC】Apple A11 Bionic【内臓バッテリー容量】1,821mAh
・iPhone 8 Plus:【SoC】Apple A11 Bionic【内臓バッテリー容量】2,691mAh
・iPhone X:【SoC】Apple A11 Bionic【内臓バッテリー容量】2,716mAh
・iPhone XR:【SoC】Apple A12 Bionic【内臓バッテリー容量】2,942mAh
・iPhone XS:【SoC】Apple A12 Bionic【内臓バッテリー容量】2,658mAh
・iPhone XS Max:【SoC】Apple A12 Bionic【内臓バッテリー容量】3,174mAh
・iPhone 11:【SoC】Apple A13 Bionic【内臓バッテリー容量】3,110mAh
・iPhone 11 Pro:【SoC】Apple A13 Bionic【内臓バッテリー容量】3,046mAh
・iPhone 11 Pro Max:【SoC】Apple A13 Bionic【内臓バッテリー容量】3,969mAh
・iPhone SE (第二世代):【SoC】Apple A13 Bionic【内臓バッテリー容量】1,821mAh
・iPhone 12:【SoC】Apple A14 Bionic【内臓バッテリー容量】2,815mAh
・iPhone 12 mini:【SoC】Apple A14 Bionic【内臓バッテリー容量】2,227mAh
・iPhone 12 Pro:【SoC】Apple A14 Bionic【内臓バッテリー容量】2,815mAh
・iPhone 12 Pro Max:【SoC】Apple A14 Bionic【内臓バッテリー容量】3,687mAh
各 iPhone の内臓バッテリー容量を確認すると、現行最新モデルで最もバッテリー容量が多いのは、iPhone 12 Pro Max ですが、iPhone 6s 以降のiPhoneで最もバッテリー容量が多いのは、iPhone 11 Pro Max の 3,969mAh が最大。
逆に最もバッテリー容量が少ないのは、iPhone SE ( 第一世代 ) の 1,624mAh 。その次が iPhone 6s の 1,715mAh です。
少ない可能性として、最新バージョンの iOS 14.6 のバッテリー持ちの相性が悪いのは、各 iPhone のバッテリー容量が大きく関係していると考えられます。
もしバッテリー持ちが悪いなぁと思ったら、一般的に街中の修理業者へ駆け込みますが、今の時期、最新 iOS が発表されますし、例年通りであれば、2021年9月から10月にかけて、Apple iPhone 新製品発表会を開催する流れなので、修理業者を依頼するより、バッテリー容量が多い iPhone シリーズへの買い替えを今のうちにやった方が無難かもしれません。