こんにちは。
Appleは現地時間の15日、AppleEventをオンラインで開催し、4つのハードウェアと2つのサブスクリプションサービスを正式発表。同時にWWDC2020で発表された最新OSが現地時間の16日から対象のAppleデバイスに配布されます。
ジャンクお宝鑑定団では、AppleEvent で登場したモノを『ハードウェア その1』『ハードウェア その2』『サービス』の3つのパートに分けて、計3回、ざっくりとご紹介しようと存じます。
今回は『ハードウェア その2』です。
Apple iPad Air (第4世代)
Apple iPad Air は抜本的にデザインを改め、より美しいカラバリを用意し、新しく登場しました。
現行モデルである、Apple iPad Air 第3世代 とは大きくデザインが変更され、iPad Airを充電する端子の形状もLightningからUSB Type-C となりました。
他に現行モデルから改善された点は下記のとおり。
Apple iPad Air 第3世代から iPad Air 第4世代の改善点
・カラバリが3色展開から5色展開に(=第3世代のゴールドが第4世代からローズゴールドに変更。第4世代から、グリーン , スカイブルーが仲間入り)
・ディスプレイサイズは0.4インチ分、大きく改善
・搭載 SoCが A12 Bionic から A14 Bionic に強化
・Magic KeyboardとSmart Keyboard Folioに対応
・Apple Pencil は第1世代から第2世代に変更
・アウトカメラが8MPから12MPに強化
・LightningコネクタからUSB Type-Cに変更され、サードパーティー製のUSB Type-C接続の製品が使えるようになる
・Wi-Fi + Cellularモデルの重量が4gに軽量化
・オーディオスピーカーが片方2発から両方1発ずつに変更
・iPad Air の指紋認証がホームボタンからトップボタンに変更
・Wi-Fi 6 (11ax)に対応
・Wi-Fi + Cellularモデル の対応バント数の種類が最大28バンドから最大30バンドに強化
・Wi-Fiモデル , Wi-Fi + Cellularモデルの本体価格が第3世代と一緒
これらの改善点などを確認すると、充電端子形状の変更。ディスプレイサイズの大型化、搭載される SoC のパワーアップ、Apple Pencil の第1世代から第2世代の変更、Wi-Fi + Cellularモデルの重量が軽量化を実現、Wi-Fi 6 に対応してくるなどと、よりコストパフォーマンス面と技術仕様の抜本的な見直しが行われ、相当コストパフォーマンスが非常に高い Apple デバイスとなったのでしょうか。
Apple iPad Air 第4世代の本体価格は、第3世代と変わらずのWi-Fiモデル 62,800円(税別)から。Wi-Fi + Cellularモデルは、77,800円(税別)からとなっており、Apple iPad Air 第4世代の発売は、2020年10月から開始されます。
※2020年10月の詳しい日程は現段階では不明。。。
Apple iPad (第8世代)
Apple iPad が世に送り続けて10年。変わらずのデザインを継承し、今回のAppleEvent で Apple iPad 第8世代が誕生しました。
現行モデルの Apple iPad 第7世代から第8世代の改善は下記のとおり。
Apple iPad 第8世代 と iPad 第7世代 の改善点
・搭載される SoC が A10 Fusion から Neural Engineを搭載したA12 Bionic に強化
・iPad の重量が Wi-Fiモデルが7gに悪化、Wi-Fi + Cellularモデルは 2g に悪化
・Apple iPad の本体価格は据え置き
実は今回の Apple iPad が大きく変わったポイントが本体価格・本体重量を除いて、たった1つしかありませんでした。
同時に Wi-Fiモデル , Wi-Fi + Cellularモデルの本体重量が最大7gに悪化したのは、新型Apple iPad のバットポイントです。
しかし、搭載される SoC が大きく改善され、現行モデルからのパワーアップが期待されます。
Apple iPad 第8世代の本体価格は、Wi-Fiモデル 34,800円(税別)から。Wi-Fi + Cellularモデル 49,800円(税別)からとなっており、Apple iPad 第8世代の発売日は、2020年9月18日 金曜日から始まります。
ハードウェア その2 のまとめ
新しく改善され、本体価格ともに据え置きとなった、Apple iPad Air 第4世代 , Apple iPad 第8世代。
特に大きく改善されたのは、Apple iPad Air 第4世代であり、おそらく意識したのは、ライバル企業の Googleが普及させているデバイス『Chrome Book』。さらにMicrosoftがARM系CPUを搭載した『Microsoft Surface Pro X』であり、今後、死滅なデバイス・OS争いが変わらず、続くと考えられます。
Apple iPad Air 第4世代が2020年10月に登場することが分かったため、どこかのタイミングで Apple iPad Air 第4世代の実機を三密の回避や最新上の注意を払った上、実機を触れてこようかと存じます。
次回はラストの『サービス』です!( *• ̀ω•́ )b