Canon , SONY , Nikon 、2020年下半期で注目すべきこと

2020年7月3日金曜日

Canon Nikon OLYMPUS SHARP SONY レポート


 こんにちは。
 2020年の上半期が終了し、7月から本格的に下半期がスタートしました。

 そんな中、カメラメーカーの Canon が近日、オンラインでの新製品発表会を実施し、SONY と Nikon は今月中から2020年の夏にかけて、現行で売られているカメラの後継機を発表する予定です。
 今回は、Canonのオンライン新製品発表会内で注目すべきポイントや他のカメラメーカーの動きを中心にお伝えしていきたいと存じます。


Canon、2020年7月9日に『Canon EOS Presentation』を開催 ※発表済み



 カメラメーカー大手の Canon は2020年7月9日に独自のオンライン新製品発表会を開催します。
 
 Canonのオンライン新製品発表会で注目すべきポイントは、Canon が独自に開発を進めているカメラマウント『Canon RFマウント』の新型カメラの登場と新作カメラレンズの登場です。

 既にいくつかの情報筋で連日、Canon RFマウントに関する リーク情報を流している中、昨今の状況を踏まえ、UVC , UAC をソフトウェアで対応する『EOS Webcam Utility』の登場で雨天関係なく、カメラと触れ合う機会がグーンと増えたのではないでしょうか?

 さらにCanonはフルサイズミラーレス一眼の他にAPS-CのCMOSセンサーを搭載したカメラ『Canon EOS Mシリーズ』に関するリーク情報が既に流れており、Canonは今回のオンライン新製品発表会内でCanon EOS Mシリーズの新作に関する続報を発表するかもしれません。


※更新 / 2020年7月10日:Canon は既に新製品を発表しております。

SONY、2020年夏にSONY αシリーズの新作を発表する模様 ※発表済み



 Canonの新製品が一体、どのようなカメラやカメラレンズが出てくるのか。非常に注目度が高いですけども、SONYも負けていません。

 SONYは最近、海外からの独自インタビューで2020年夏にSONY αシリーズの新作を発表すると報じられ、カメラメーカーの大手2社のシェア率を一気に引き離す SONY が定番シリーズの大きな変革を起こします。

 同時にSONYのコンデジは VLOGCAM ZV-1 の登場で、インフルエンサーのみからず、多くのSONYカメラユーザーの声をしっかり耳を傾け、本体価格を抑えたモデルとして既に抜群の注目度を誇ります。
 
 しかし、写真を軸に活動するカメラユーザーとなれば、はなしが大きく変わり、そこまで動画の最新技術を詰め込んでいても本当にSONYらしさが演出できるのかどうかと悩んでいるユーザーがいるのは確かなことで、動画の技術革新がひと段落すれば、写真に特化したカメラやカメラレンズの開発を推し進めると思われます。

 同時にSONYは 小型アクションカム『SONY FDR-X3000 シリーズ』を展開されており、海外の競合他社のアクションカムの著しい進化が行われている中、SONYのアクションカムの新作に関する続報が全く報じられていません。
 
 アクションカムの場合、外に出る機会を増やせば増やすほど、アクションカムの重要度が上がることが確かで、そこまで大きなアクションカムの需要が現在も広く一般的に普及しているとは思えないですけども、SONYが新しいアクティビティを提案するカメラの情報をゆっくりまったりと待った方が良さそうです。


Nikon、2020年7月下旬にミラーレス一眼の新作を発表する模様 ※発表済み




 Canon や SONY が画期的なカメラを続々と投入していくなか、あとでじわじわと追う Nikon も 2020年7月下旬にミラーレス一眼の新作を発表します。

 Nikon はフルサイズのCMOSセンサーを搭載したミラーレス一眼の新作も出しますし、APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載したミラーレス一眼の新作を出す計画を進んでいます。

 Nikonが本気になってきた背景として、これまでサードパーティー製のカメラレンズの開発しても良いことをNikon側が承認していませんが、2020年になってからサードパーティー製のカメラレンズの開発を進んでいる国内メーカーが現れ、この調子であれば、Nikonも新作カメラを出しても特に問題ないかと思われます。

 しかし、Nikon のカメラマウント『Nikon Zマウント』のラインラップがあまりにも少なく、このままでは他のカメラメーカーに大きくシェアを増やす懸念があり、Nikon の業績に悪影響を及ぼす可能性が少なからずあります。

 Nikon は少し不安要素があるものの、他のカメラメーカーでは出せない『Nikonの色』が独特的でもう少し本気で頑張ってほしいカメラメーカーの一つです。


OLYMPUSの映像事業の撤退でどうなる!? マイクロフォーサーズ



 マイクロフォーサーズマウントを作っているメーカーは幅広く、常に新しいカメラやカメラレンズの開発を押し進んでいたのは『Panasonic』『OLYMPUS』の日本国内メーカー2社でした。

 しかし、先月下旬にOLYMPUSが正式に映像事業の撤退を表明し、OLYMPUSの映像事業を分社化。OLYMPUSの映像事業は日本のJIP『日本産業パートナーズ株式会社』の傘下として、次のメーカーの候補地を探る予定です。

 そんな中、新たにマイクロフォーサーズマウントに対応したカメラの開発を正式に表明した SHARP がこの程、SHARP公式HP内にある『ビジネスファクトブック』にマイクロフォーサーズマウントを採用した、世界最小のレンズ交換式8Kビデオカメラを掲載されており、SHARPが本気でコンシューマー向けのカメラを着々と開発する方向で進んでおり、もしかしたら、SHARPがOLYMPUSの映像事業を買収し、SHARPグループの傘下に収めるかもしれません。

 そうしてくると、これまでのOLYMPUSの名門カメラブランドの名にSHARP の名が刻まれると非常に面白いこととなり、よりマイクロフォーサーズマウントを開発しているメーカーにより刺激を受けると思われます。


さいごに


 2020年の下半期。まだまだ、COVID-19の影響がこれから先も続く予定ですが、カメラ業界はCOVID-19の影響を受けながらも、新しいカメラやカメラレンズの開発が急ピッチで進んでいます。

 その関係上、この時期から次々と新作カメラやカメラレンズに関する続報が流れ、カメラ業界の目まぐるしい状況は変わらず、より私たちの生活に大きく刺激を与えることになるでしょう。

 ジャンクお宝鑑定団はそんなカメラ業界を応援しつつ、より新鮮な情報を継続して、情報発信していこうかと存じます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!( *• ̀ω•́ )b 


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