こんにちは!こんばんは
ミニPCの最新事情を追うべく、アマゾンやラクテンなどの通販サイトを徘徊していると、定番のミニPCにintel N150と言われるintel製CPUをよく見かけます
今回、intel N100ではないintel N150の正体を迫ろうと存じます
intel N150のスペックを確認
intel N150を知っていくうちに欠かせない、CPUのスペックを見ていきましょう
intel N150のスペックは以下のとおり
intel N150 スペック
・公表値(マルチコア):2460
・公表値(シングルコア):979
・コア数:4・スレッド数:4
・TDP:6W
・最大クロック数:3.6GHz
・TDP:6W
・最大クロック数:3.6GHz
・CPUの世代:intel Processor 第14世代 / intel 7
・対応メモリ数:16GB
・対応メモリ:DDR4、DDR5、LDDR5
・対応メモリチャンネル数:1チャンネル
・PCIeのバージョン:Gen3
・PCIeのレーン数:9
・DirectX:ver 12.1
・OpenGL:ver 4.6
・OpenCL:ver 3.0
intel N150は、intel 7世代から登場したintel製CPUで、TDPが6Wと省エネ。4コア4スレッドで公表値のマルチコアが2460と前モデルのintel N100より180ポイントの差をつけてリードしている。公表値のシングルコアも前モデルのintel N100より69ポイントの差をつけています
対応メモリは、DDR4からDDR5と最新メモリに対応しており、オンボードメモリだとLDDR5にサポートしています。搭載可能な最大メモリ数は16GBだが、ネット上では32GBのメモリに対応しているとの報告があることから、自己責任で扱わなければならないが、最大メモリを32GBすることは可能と見られます
通販サイトで見かけるintel N150搭載ミニPC
ミニPCの主な主戦場がアマゾンになるが、ラクテン市場にもミニPCがよく売られています
実際にラクテン市場で売られているintel N150搭載ミニPCは、以下のとおり
・ACEMAGIC Vista Mini V1(intel N150)
・GMKtec G3 Plus(intel N150)
・GMKtec G2 Plus(intel N150)
・NiPoGi E2(intel N150)
・NiPoGi E1(intel N150)
・OUMAX Mini PC(intel N150)
・Beelink EQ14(intel N150)
これらのミニPCはネットでよく販売されている定番メーカーから出しているミニPCであって、全てのミニPCで共通に言えるのは、Windows 11 Proが搭載されていることです
intel N150搭載ミニPCであっても注意しなければいけないWindowsライセンス問題
YouTubeや個人ブログでプロモーションの提供記事や提供動画がよくアップされるミニPC。そんなミニPCの致命的過ぎる問題として、ミニPCを販売するメーカーがWindowsのライセンス規約に反するVLライセンスを搭載したまま販売している点です
これはミニPCのネット販売で必ず見落とすポイントで、メーカーは説明文などでこのPCに使われているWindowsライセンスを語ることがありません
メーカーから商品提供でいいことばっかりしか発言しないYouTubeや個人ブログは、Windowsライセンス規約に反するVLライセンスを搭載したまま、メーカーなどで販売している事実を語ろうとはしません。なぜなら、YouTubeや個人ブログでプロモーションの提供記事や提供動画で搭載されているWindowsライセンスがVLライセンスであると説明するだけで消費者から商品を買ってくれない懸念が生まれるからです
個人ブログやYouTubeを使って発信するコンテンツ配信者に責任を負う義務があると同時に、景品表示法違反に該当するメーカー側も責任を負う義務が起きます。これは消費者保護の観点から客観的に見て分かることです
消費者(個人ブログやYouTubeを発信するコンテンツ配信者の信者たちも含む)は、メーカーやコンテンツ配信者に騙されないよう、常に警戒強く見守り、誤った発信している行為を発見したら、メーカーに事実確認や詳細な説明を求めたり、コンテンツ配信者に誤った解釈や誤った情報を発信した事実を元に厳しく指摘することが求められます
今回のまとめ
Intel N150は、省電力性に優れた第14世代Intelプロセッサで、ミニPC市場で広く採用されている。前世代のN100と比較して、マルチコア・シングルコア性能共に優れ、DDR4/DDR5/LDDR5メモリに対応している。最大メモリ容量は公式には16GBだが、32GB対応の報告事例があります
アマゾンやラクテン市場では、ACEMAGIC、GMKtec、NiPoGi、OUMAX、Beelinkといった定番メーカーから、Intel N150搭載ミニPCが多数販売されている。これらの製品はWindows 11 Proを搭載していることが多いです
しかし、これらのミニPCには、Windowsライセンスに関する重大な問題が存在する。メーカーがVLライセンス(ボリュームライセンス)を搭載したまま販売しているケースが見られる。VLライセンスは本来、特定の条件下でのみ使用が許可されるもので、個人向け販売のミニPCに搭載することはライセンス規約違反となる可能性があります
この問題は、メーカーがライセンスに関する情報を明示せず、YouTuberやブロガーなどのコンテンツ配信者も、提供を受けた製品レビューにおいてこの点に触れないため、消費者が気づきにくい状況となっています
消費者は、ミニPCを購入する際にはWindowsライセンスの種類を確認し、不明な場合はメーカーに問い合わせるなど、慎重な対応が必要です。また、情報発信者に対しても、正確な情報提供を求めることが重要と言えます
今回は、intel N150のこととintel N150搭載ミニPCについて解説しました
Intel N150搭載ミニPCの性能と価格のバランスは魅力的ですが、Windowsライセンス問題の影は無視できません
さいごに
Intel N150搭載ミニPCの性能と価格のバランスは魅力的ですが、Windowsライセンス問題の影は無視できません
メーカーと販売サイト、そしてコンテンツ配信者には、透明性の高い情報公開が求められます。消費者はこれらの情報を精査し、自身の使用目的に合った商品を選ぶことが重要です
健全なミニPC市場の発展のためには、関係者全員の責任ある行動と、消費者の意識向上、そして法規制の整備など、多角的な取り組みが必要となってきます。 Intel N150という優れたCPUの登場によって、より活気づけようとするミニPC市場。その明るい未来のためにも、Windowsライセンス問題への対策は急務と言えるのです
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました
健全なミニPC市場の発展のためには、関係者全員の責任ある行動と、消費者の意識向上、そして法規制の整備など、多角的な取り組みが必要となってきます。 Intel N150という優れたCPUの登場によって、より活気づけようとするミニPC市場。その明るい未来のためにも、Windowsライセンス問題への対策は急務と言えるのです
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました