SONY は現地時間の22日、Vlogger御用達カメラシリーズ VLOGCAM にフルサイズ搭載機 ZV-E100 が登場すると SonyAlphaRumors が報じた。
それによると、SONY は下記のデジタルカメラの開発に取り組んでいると説明しています。
SONY ZV-E100
・カメラのベースは、SONY α7S III
・正式名称は、SONY ZV-E100
・フルサイズイメージCMOSセンサー搭載で1200万画素
・クロップなしの 4K60fps と 4K120fps
・SONY α7S III より安い(予想本体価格が3000ドル以下)
・レンズ一体型ではなく、SONY Eマウント対応のカメラレンズが別途必要
・ 発表は、2023年3月下旬(2023年3月21日~2023年3月31日あたりに発表?)
今回の情報を元に分析してみた結果、少なからず、SONY ILME-FX3 の登場により、Vlogger の間で SONY ZVシリーズにフルサイズイメージCMOSセンサー搭載の新作を出してほしい要望が相次いだと見られます。その背景に SONY α7C の登場があります。
SONY α7C は、SONY ZV-1F や SONY ZV-E10 とは異なる独自路線を SONY が出し、多くの Vlogger が VlOGCAM から SONY α7C へと流れ込んだものの、SONY ZVシリーズで Vlog を撮る消費者の間でここまで多くの Vlogger が SONY α7C に流れ込んでしまい、SONY ZVシリーズの消滅が迫ると危機感を抱き、多くの消費者やインフルエンサーが SONY ZVシリーズにフルサイズイメージCMOSセンサー搭載の SONY ZVシリーズの新作を投入するよう、直接訴えかけ、SONY の開発者側が SONY ZV-E100 の開発に着手。その後、2023年3月下旬に SONY ZV-E100 の発表が間近に迫ってきたと推測できるのです。
ただ現実を言うと、YouTube などの動画共有サイト1本で生きていくのがかなり厳しい状況となっており、確実に YouTuber や Vlogger オワコン化の脅威にさらされていることは間違いありません。このことから、今回の SONY ZV-E100 の登場で SONY が新たな販路を作らないと、SONY の長年のカメラの歴史に終止符を打つと見られるから、SONY のカメラ事業と YouTuber や Vlogger にとって、2023年が大きなターニングポイントにきていることは、本当です。