Meta、Quest2 の値上げを決行。メタバース住民にとって、深刻な緊急事態

Meta は現地時間の26日、Quest2 の値上げを実施したと国内外のメディアが一斉に報じた。





Meta Quest2 は、ここ最近、Meta Quest2 の在庫切れを引き起こし、連日、品切れの状態が続いている。

そんな中、Meta は Quest2 をアメリカで100ドル、日本で最大25,120円の大幅値上げを2022年8月1日から実施すると発表。具体的には、下記の引き上げ分となる。

Meta Quest2 (日本国内・2022年8月1日からの値段)

・Meta Quest2 128GB：37,180円(税込み) ⇒ 59,400円(税込み・22,220円の値上げ)
・Meta Quest2 256GB：49,280円(税込み) ⇒ 74,400円(税込み・25,120円の値上げ)

Meta Quest2 (アメリカ国内・2022年8月1日からの値段)

・Meta Quest2 128GB：299.99ドル ⇒ 399.99ドル(100ドルの値上げ)
・Meta Quest2 256GB：399.99ドル ⇒ 499.99ドル(100ドルの値上げ)




Meta は今回の引き上げ理由について『Meta製品の製造・輸送コストの上昇』と説明。

しかし、 THE VERGE は、インフレの上昇で今回の値上げを決めたのでは？ と指摘。Meta の本部があるアメリカはインフレの上昇でアメリカ経済をより強固のものにするため、賃金アップなどの経済対策を実行。Meta はそれを便乗するかのように、今回の値上げに踏み切ったと考えられます。

となれば、今ある在庫を一掃し、通常価格より2倍以上の価格で違法販売する転売ヤーからすれば、都合が良いタイミングになると考え、早めの在庫一掃を着手。ここ最近の Quest2 の在庫切れ問題は、転売ヤーの仕業が非常に大きく、とくに海外転売ヤーと国内転売ヤー(せどり,不用品高額転売も含む)の犯罪行動は、大きな社会問題となっている。

ここままでは、日本の消費に悪影響を及ぼすのは間違いなく、犯罪者が常に逃げて勝つ状況に変わりません。

そうとなれば、このような違法高額転売を取り締まる法律を制定し、日本国内で高額転売する行為。さらに、海外の高額転売業者も日本の法律で裁きを受ける対象に加え、一刻も早く、転売は日本の免許を持っている方々に限るなどの法律の制定や法律の厳罰化が急がれます。