Apple は6日、iOS 16 にロックダウンモードを実装すると発表した。
iOS 16 から実装される、ロックダウンモードとは、様々なブロックと無効化をしてくれる iOS 16 の新機能です。
これらの機能は、macOS Ventura , iPad OS 16 にも追加されます。
具体的にロックダウンモードは、下記の機能による効果を得られます。
Apple ロックダウンモード ( iOS 16 の場合 )
メッセージ:画像以外の添付ファイルのほとんどをブロック。リンクプレビューなど一部の機能を無効化。
Webブラウジング:Just-In-Time(JIT)コンパイラによるJavaScriptコンパイルなど一部Web技術を無効化 ※ただし、ユーザーが登録した信頼できるサイトには、JavaScriptコンパイルなど一部Web技術を有効化することができます。
FaceTimeなど:FaceTime通話などの招待やサービスリクエストの受信は、ユーザーが先に呼び出しまたはリクエストを開始者に送信していない限り、ブロック
有線接続:iPhoneがロックされている際は、パソコンやアクセサリーへの有線接続をブロック
構成プロファイルやMDM:構成プロファイルのインストールやモバイルデバイス管理(MDM)の登録がブロックされます。
Apple では、ロックダウンモードのセキュリティホールの発見など保護機能の向上を支援した研究者に対し、最大200万ドル。日本円で 272,258,000円の 報奨金 を用意しています。
さらに、高度な標的型サイバー攻撃の調査、摘発、阻止を行なっている団体を支援するため、追加で1000万ドル。日本円で 1,361,730,000円の資金援助行うと表明しており、Apple がロックダウンモードを通じた、セキュリティ対策を強化したいと見られます。