SONY は25日、ローカル5Gを使用したネット回線 NURO Wireless 5G を2022年4月1日から開始するにあたり、記者会見に参加した記者からの質疑応答で『物件がエリア化されてから、同じ物件の居住者に対して営業活動はさせていただく予定』と回答したことが分かった。
これは、ケータイWatch 2022年3月25日付けの記事にある【質疑応答】で明らかとなったことで、質疑応答した報道関係者が『ある物件がエリア化されてから、同じ物件の居住者に対して営業活動はしていく予定があるのか。』と質問したに対し、ソニーワイヤレスコミュニケーションズおよびソニーネットワークコミュニケーションズ執行役員は『そのような(同じ物件の居住者に対して)営業活動はさせていただく予定。』と回答した。
さらに記者からの質問『エリア化された物件について、Webサイトなどで公表していく考えはあるのか。』で執行役員は『基本的に、個別の建物の名前を出すということは考えていない。お客様がエントリーや申込みをする際に、申し込めるかどうかの判定が出る。 それ以外に、我々のほうで営業活動はしていくので、対象の物件にお住まいのお客様には、「この集合住宅に対してはサービスが提供可能」ということがわかるようにしていきたいと考えている。』と答えています。
今回、ローカル5Gを利用した、新たな通信回線の登場により、集合住宅に於ける回線環境が大きく変わる一方、それを追従するかのように、通信回線の営業活動が活発化すると見られ、通信回線を必要としない消費者は、営業活動を振り回されない心や自己防衛を備えておくと良いかもしれません。