Huaweiの悪夢、世界情勢の影響でロシアも同じ道を歩むか?

2022年3月5日土曜日

Apple Google Huawei Meta レポート

 


世界最大の国土面積を誇る、ロシア。
しかし、そんなロシアは、昨今の世界情勢の影響で孤立を深まっている。





アメリカ・Apple などの大手IT企業は、今回の世界情勢に伴い、自社製品をロシア国内の新規販売を停止。さらに、Facebook,Twitter などのGAMA(Google,アマゾン,Meta(Facebook),Apple)も昨今の世界情勢に於ける、自社製品の影響を避けるため、足並みを揃えて、ロシアに対する抗議の意志を示している。





ここで思い浮かぶのは、米中貿易摩擦の影響で中国・Huawei が提供するスマートフォンやタブレットに対し、GMS ( = Google Mobile Service ),Google Paly を一気に締め出し、大きく販売台数を下げた時代がありました。

その後、Huawei は独自エコシステムを早急に構築し、OS は、Androidベースの Harmony OS を採用。HMS ( = Huawei Mobile Service )を標準搭載し、Google Play Store ではなく、Huawei AppGallery として、展開せねばならず、当然ながら、世界は Apple iPhone かつ、AppStore を好み、Google だと、Android OS 搭載機を買い、Google Play に登録されたアプリやサービスを利用するのが、世界で生きていく必需品,必須条件となりました。

つまり、こう言うことができます。




今後、世界情勢の影響により、ロシアの孤立化が深まり、Huaweiの悪夢がロシアという別のフィールドで起きてもおかしくありません。

すると、どうでしょう?

ロシア独自のエコシステムをロシア最大のIT企業が早急に構築し、OSの元を Android ベースで開発し、Google Play に変わる、ロシア独自のアプリストアが産声を上げるかもしれません。

同時に、パソコンも同じことが起きます。

今回の世界情勢の影響で世界中にパソコンを販売する IT企業が次々とロシア国内の新規販売を取りやめたら、他のロシアの巨大IT企業が Linux を元に独自デスクトップ向けOS を開発し、独自のアプリストアを開設。そこで大きくマネタイズを推進すると考えられます。


それともう一つ、Huawei の動きに注目しなければなりません。




Huawei は、独自のエコシステムを持っており、独自OS、独自アプリストアで影響力を維持しており、既に世界各国で販路を広げ、それぞれの国に応じた販売方法で展開するのを得意とします。
つまり、Huawei は、世界情勢の影響で孤立を深めるロシアにこれまで以上、営業活動を活発化し、Huawei の会社を存続させるための貴重な市場として、大きく意識するでしょう。

さらにさらに、Huawei は、XR世界を挑もうとしています。
Huawei は、スマホとつなぐ VRデバイスを発売しましたが、世界は、VRデバイス単体。もしくは、パソコンをつないで、XRの世界に入ることが一般的なので、中国国内を中心にこれじゃない!』と、Huawei がVRデバイスを出しても、思うような売り上げにならなかったと思います。

ですが、Huawei のものづくりは凄まじく、様々なアイディアや思考力を持ち、その影響は世界に及びます。




Huawei は今後、ロシア市場で貴重な海外企業として、ロシア在住者を中心に Huawei 製品を多く取り入れる生活が起きることでしょう。
これは、昨今の世界情勢を見ていくと、もう、そのことが目で見えてきます。

Huawei は今、ロシア市場にどう関与していくのか。そして、ロシアは海外企業の相次ぐ抗議の意志の広がりで、ロシア最大のIT企業やロシアの巨大IT企業がどのように展開するのか。

2022年にとって、大きなトピックになることは、間違いありません。

それは既に、世界情勢が変わる前から動き出しているかもしれません。

その真実が知れ渡るかどうかは、もう時間の問題です。




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