Canon のアメリカ現地法人 Canon USA は CES 2022 に出展しています。
Canon USA の公式 YouTube Channel にて、 CES 2022 期間中の講演イベントの模様を公開。
その動画中に登場した、Canon 製品は、下記のとおり。
Canon CES 2022
・Canon EOS R3:Canon ミラーレス一眼のフラグシップモデル
・Canon PowerShot ZOOM:Canon が提案する、小型カメラ
・Canon 法人向けプリンター 2台
・Canon PTZ Camera (初登場):4K対応 PTZ リモートカメラ
・Canon Kokomo (初登場):VR向けソフトウェア
・Canon FishEye Lens:Canon RF対応のカメラレンズ
・Canon AMLOS (初登場):ハイブリッドワークソリューションサービス
Canon は、カメラのみからず、プリンター , ソフトウェア , ソリューションと B to B や B to C などを得意としている。
特に発表で大きく目立ったのは、Canon PTZ Camera , Canon Kokomo , Canon AMLOS の3つ。
Canon PTZ Camera は、主に B to C の要素が強く、映像 , 放送 , インターネット配信で大きなパワーを引き出す、Canon の4Kリモートカメラとして、注目度が高い。
しかし、私たち消費者 , 社会人でよく見かけるものとしたら、Canon Kokomo , Canon AMLOS の2つだろう。
Canon Kokomo は、主に VR 仮想現実を特化したソフトウェアであり、対応するVRヘッドセット次第では、普及促進につながると見られる。
しかし、依然として VR への壁が分厚く、なかなか思うような普及率とは、はっきり言えない。
ただ、Canon AMLOS はどうでしょう。
今回の発表で Canon AMLOS の紹介を要する時間が長く、Canon が売り出したいソリューションの筆頭であることは、間違いないです。
Canon AMLOS は、テレワーク , リモートワーク , 在宅勤務の場面で Microsoft Teams , Google Meets , ZOOM などのビデオ会議システムソリューションの発展が著しい中、Canon はカメラで蓄積した先端技術を Canon AMLOS に実装させ、他のソリューションより1歩前へ行くビデオ会議システムとして打ち出した、Canon のサービスです。
今回は、Canon USA からの発表のため、先に アメリカへの導入が進む一方、Canon 本社を構える日本でも、Canon AMLOS を使用する導入企業が次々と現れる可能性が十分ある。
2022年の Canon は、どのように攻め込んでいくのか。Canon のこれからに注目です。