TSMC , Foxconn は現地時間の11日、台湾向けの新型コロナワクチン 数百万回分を購入したと 米・Engadget が報じた。
それによると、TSMC , Foxconn の2社は世界的な半導体不足の解消を目指し、台湾向けの新型コロナワクチン 数百万回分を購入したと説明している。
東アジアに存在する台湾は、世界の半導体 , 情報機器 , 精密機器の一大工業地帯を要し、とくに TSMC , Foxconn の2社は、Apple , Microsoft , Google などのIT大手の情報機器の製造や Intel , AMD , Qualcomm などの CPU , GPU の製造を委託している企業の一つであり、世界の半導体 , 情報機器 , 精密機器があるのは、台湾の存在が非常に高い証拠です。
しかし、COVID19のパンデミックが台湾にも広がりつつあり、一時は中国製新型コロナワクチンの供給を受ける構えでしたが、両岸関係や政治的なリスクや懸念があることから、台湾政府はそれらの受け入れを全面拒否。
現在は、日本 , アメリカなどからアストラゼネカ製ワクチンの無償提供等で新型コロナワクチンを手に入れ、着々とワクチン接種を加速している状況であることから、TSMC , Foxconn の2社は、台湾向け新型コロナワクチン 数百万回分を購入し、現在進行系で進んでいる、世界的な半導体不足を解消すべく、両社の職域接種を推進し、急ピッチで対応を急ぐ方針です。
