Microsoftは現地時間の21日、次期Windowsでベンチマークを測った結果、Windows 10 よりもパフォーマンスが向上したと WindowsCentral が報じた。
それによると、Microsoftは 現地時間の2021年6月24日に次期Windowsを発表するものの、一部の漏洩者によって、次期WindowsのISOファイルが盗まれ、Microsoft はアメリカのデジタルミレニアム著作権法( = DMCA )を活用し、DMCA削除を申請されたことで、次期Windows の憶測が全世界に知れ渡る、大きな社会問題となっています。
そんな中、次期Windows でベンチマークを測った結果、パフォーマンスの向上が見られたと説明しています。
実際にベンチマークで使用されたソフトウェアは、GeekBench , Cinebench R23 , BroweserBench Speedometer 2 , PCMark 10 , 3DMark の5種類です。
対象デバイスは、Samsung Galaxy Book S です。
実際のベンチマーク結果は下記のとおり。
GeekBench
・Windows 10:875(シングル)・1,707(マルチ)
・次期Windows:895(シングル)・1,801(マルチ)
Cinebench R23
・Windows 10:708(シングル)・1,810(マルチ)
・次期Windows:766(シングル)・1,842(マルチ)
BroweserBench Speedometer 2
・Windows 10:76.3
・次期Windows:84.6
PCMark 10
・Windows 10:2,424
・次期Windows:2,490
3DMark
・Windows 10:4,266
・次期Windows:4,286
それぞれのベンチマーク結果をみると、そこまで対した差は見られないものの、特に Geek Bench のWindows 10 と 次期Windows のマルチ性能の差が90以上と大きな開きが生まれています。
しかし、ベンチマークソフトは無数に存在することから、もっと詳細なベンチマーク結果がないと、次期Windows への移行を推奨しても良いかと言えば、実に何とも言えません。