それによると、ソフトバンクグループは過去1ヶ月でインド通信大手「Reliance Jio Infocomm」「Bharti Airtel Ltd.」に TikTokのインドにおける資産を買収するための協議が行われたものの、会談の結果、失敗に終わったと説明しています。
ソフトバンクグループはTikTokやドーインを手掛ける中国のIT企業『バイトダンス』の少数株主として関わっているが、インドでは隣国・中国との国境が近い地域で紛争状態に陥っており、インド市場で多くの中国本土に本部機能を構え、サービス展開しているIT企業に対し、いくつかのサービスの閉鎖を行っており、なかなか思うように行かないのが現実です。
仮にソフトバンクグループが日本でのTikTokの買収に意欲を示しているのであれば、TikTokの日本市場残留の可能性が大きいです。
ただ、安全保障面での懸念は避けられず、TikTokの北米市場などの西側諸国のTikTokの事業買収の進み具合によっては、大きく流れが変化するかもしれません。