シャープ傘下のDynabookは19日、8K映像をeGPU BOXの力を借りて編集できる『8K映像編集PCシステム』を発表した。
より高度な映像編集や動画編集を求める映像作家や映像作者。さらに映画業界の制作者に向けて、新しくなったDynabookのシステムを売り込む狙いがある。
Dynabookのプレスリリースを参照すると、8K映像システムで使用するパソコンは、Dynabook Z95と言われる、Dynabookのモバイルノートパソコンの新製品。同時に、SHARPの完全子会社になってから、はじめてのモバイルノートパソコンになります。
詳しいスペックは下記のとおり。
Dynabook Z95 スペック
モデル名：Dynabook Z95
型番：P1Z9PPPL(=Microsoft Office Home＆Business 2019 搭載モデル) , P1Z9PPRL(=Microsoft Office 非搭載モデル)
OS：Windows10 Pro 64bit
CPU：Intel Core i7-10710U
CPUのコア数：6コア
CPUのスレッド数：12スレッド
CPUのベース周波数：1.1GHz
CPUのターボブースト時の周波数：4.7GHz
内蔵GPU：Intel UHD Graphics
内蔵GPUのベース周波数：300MHz
内蔵GPUの最大周波数：1.15GHz
4Kサポート：OK
Direct X：12
OpenGL：4.5
リングラフィー：14nm
CPUの登場時期：19年第3四半期
ディスプレイサイズ：15.6インチ
ディスプレイ解像度：3,840×2,160 の Ultra HD（4K）
ディスプレイの特徴：高輝度・高色純度・広視野角 IGZO液晶
RAM：32GB
ROM：PCIe 1TB SSD
インターフェース：Thunderbolt 3 (=USB 3.1 Gen2 の USB Type-C)コネクタ兼電源コネクタ ×2つ , USB 3.1 Gen1 (=USB Type-A) ×2つ , HDMI出力(=Type-A) ×1つ
センサー：指紋センサー、顔認証センサー（Windows Hello対応）
バッテリー駆動時間：約11時間
重量：約1,425g
外型寸法：約359.0mm（幅）×250.0mm（奥行）×17.6mm（高さ）
カラバリ：オニキスブルー
さらにDynabookは、さらなるマシンスペックの大幅な向上UPを助ける eGPU BOX『
AKiTiO社製 Node Titan 』も用意しており、Dynabook Z95を組み合わせることで 8K映像編集システムが完成する。Dynabook で紹介されている AKiTiO社製 Node Titan のスペックは下記のとおり。
AKiTiO社製 Node Titan
型番：Node Titan/RTX4000
搭載GPU：NVIDIA Quadro RTX4000
重量：約4.0kg （＝約3.5kg + 約0.48kg）
外型寸法：約35.7cm（幅） × 13.5cm（奥行） × 26.6cm（高さ）
搭載されているインターフェース：ディスプレイポート ×3つ , USB Type-C コネクタ , Thunderbolt 3 (=USB 3.1 Gen2 USB Type-C )コネクタ
セットで販売される AKiTiO社製 Node Titan は、他のサイトでもっと詳しく紹介されているページがあるため、それを参考にして、他のビデオカードに乗せ換え使用することを視野に検討すると8Kの他にVR(=拡張現実)の世界でも使用することができます。
