Canonは5日、EOS R および EOS Ra のファームウェア v1.6.0 にアップデートを行ったとプレスリリースなどで発表し、正式にファームウェアアップデートに必要なソフトウェアのダウンロードが開始されました。
今回のファームウェアアップデートの対象機器は『EOS R』『EOS Ra』のフルサイズミラーレス一眼カメラの2機種。
残念ながら、『EOS RP』は今回のファームウェアアップデートの対象外となる。
ファームウェア v1.6.0の更新内容がEOS RとEOS Raと異なる。
EOS Rは、下記のとおり。
- RF85mm F1.2L USM DS に対応。
- エコモード中にコントロールリングを操作すると、コントロールリングに割り当ての機能や設定値が変わってしまうことがある現象を修正。
- Wi-Fi接続による Camera Connect 使用で、”撮影自動転送” の際にカメラが正常に操作できなくなることがある現象を修正。
- 外部ストロボ使用によるハイスピードシンクロが、カメラカスタムファンクションC.Fn2 “シャッタースピード制御範囲設定”で変更された数値によっては正常に動作しないことがある現象を修正。
RF85mm F1.2L USM DSは、2019年12月19日に新発売する、Canon純正単焦点レンズ。(=Lレンズ)
EOS Raは、下記のとおり。
- RF85mm F1.2L USM DS に対応。
- EOS R のファームウエア Version 1.4.0 の内容が反映。
今回のEOS Raのファームウェアアップデートは、大幅な性能UPや改善・強化され、CanonWatchはEOS R のファームウエア Version 1.4.0のことを触れつつ、解説している。