ロイター通信は6日、米通信用半導体大手クアルコムが示した次世代通信規格「5G」対応スマートフォンの販売台数見通しを巡り、米Appleが2020年に同規格対応モデルを発売する可能性があるとの見方が出ている。
これは、クアルコムは6日の決算発表で明らかにしたことで『2020年の5G対応Androidスマホ・iPhoneなどのスマホの販売台数が、2020年秋に発売されるフラッグシップモデル(Galaxy , iPhone , Xperiaなど....。)を含めて約2億台になる』との見通しを示しました。
しかし、Appleは5G対応iPhoneの発売時期などを公に発言していない。
ただ、クアルコムの最高財務責任者(CFO)は、投資家との電話会見でこのように述べている。
クアルコムの最高財務責任者(CFO):来年の5G向けチップにとって「2つの変曲点」がある。1つ目は、韓国・サムスン電子(=Samsung・Galaxy)や複数の中国携帯電話メーカーが新機種を投入することが多い2020年春。2つ目は、他の一連のフラッグシップ端末(=iPhoneやPixelなど....)が5Gを採用する2020年秋になる。
と、主にAndroidスマホにクアルコム製5G向けモデルチップを採用・搭載する可能性があると述べた。
さらに、アメリカ・NY州にオフィスを構える、テクノロジーエクイティリサーチを専門とする大手金融サービス会社『Summit Insights Group(=サミット・インサイツ・グループ)』のキンガイ・チャン氏によると、「Appleがこの時期(=2020年)の発売モデルの一部にクアルコム製の5G向けモデムチップを採用する」との見方を示しております。
既に一部の地域で5Gを使った携帯回線を提供しているところが多く、身近なところでは韓国・中国・アメリカ・ヨーロッパでも5G回線を提供している、通信事業者が存在する。
日本では2020年春以降に商用サービスの開始が予定されている状況で、東京オリンピックが始まる頃には、身近な生活に5Gが大活躍している未来があるかもしれませんね。
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