Xiaomi、日本市場に投入する新製品を一挙公開! 12月以降に発売する新作スマホも

2023年9月27日水曜日

Xiaomi レポート

 



日本市場を担当する Xiaomi Japan は27日、Xiaomi 事業戦略・新製品 発表会を開催し、日本市場に於けての事業戦略と Xiaomi Japan による新製品を発表しました。





Xiaomi Japan 株式会社に取締役社長が新たに就任




発表会の冒頭、Xiaomi Japan 株式会社から新たな取締役社長が就任し、取締役社長の紹介から今回の発表会がはじまりました。

今回、Xiaomi Japan 株式会社の取締役社長に就任したのは、日本企業で長らく携帯電話事業に携わった方が Xiaomi Japan 株式会社の新社長として就任。

PR TIMES によるプロフィールを参照すると、今回の新社長は、Panasonic、サムスン電子ジャパン、HTC JAPAN、Huawei Japan での在籍経験を持ち、もしかしたら見覚えがあるかもしれません。




ビジョン『Xiaomi は、ユーザーの友達になり、もっともクールだと』心から思える企業



Xiaomi Japan 株式会社の取締役社長は、Xiaomi モノづくり研究所を通じ、 Xiaomi ファンとのコミュニケーションが如何にも大事であるかを紹介。その時に語ったビジョンは『Xiaomi は、ユーザーの友達になり、もっともクールだと』心から思える企業です。

海外での Xiaomi 発表会には、多くの Xiaomi ファンが参加し、その中で最もビジョンに沿って活動するインフルエンサーを Xiaomi の発表会に招待しています。
しかしながら、インフルエンサーであっても Xiaomi を忖度し、他のライバル企業を誹謗中傷することがよくある言動であり、それについてはジャンクお宝鑑定団 編集長、深い懸念を持っています。

ただ、インフルエンサーを含め、Xiaomi を愛する全ての方々に Xiaomi を心から推してくれる企業でありつづけるために Xiaomi Japan は今もその姿勢で取り組んでおり、その中で具体的によく分かるのは、Xiaomi モノづくり研究所や大手通信キャリアの Xiaomi 端末の取り扱いです。

中華人民共和国に本部本社を構える大企業がここまで消費者ファーストに取り組む姿勢を表しているのは、中華人民共和国に本部本社を構える大企業の中では、Xiaomi ぐらいしかいないでしょうか。




Xiaomi 事業戦略・新製品 発表会で発表された新製品



ここからは、Xiaomi 事業戦略・新製品 発表会で発表された Xiaomi の新製品です。
このタイミングで Xiaomi Japan 株式会社 取締役社長から Xiaomi モノづくり研究所でおなじみの安達さんにバトンタッチ。

発表された順で整理すると、下記のとおりです。



Wearable


・Xiaomi Smart Band 8


Smart Phone


・Redmi 12 5G:USB-C対応でFelicaもばっちり対応
・Redmi Pad SE(タブレット):11インチ、90Hz対応のリフレッシュレートで大容量の内蔵バッテリーを装備
・Xiaomi 13T シリーズ:Xiaomi 13T と Xiaomi 13T Pro の2台体制で展開。ソフトバンク独占販売で12月上旬以降にて発売


Smart Home


・Xiaomi TV A Pro:日本初上陸の Google TV 搭載チューナーレステレビ(32インチ、43インチ、55インチ、65インチを用意)
・Xiaomi ロボット掃除機 S10:日本初上陸のロボット掃除機






Xiaomi Japan のこれからの動き



Xiaomi Japan では3つの柱で展開します。


① Global製品の日本展開(OPMモデル)
② MNO、MVNOの方針に沿った製品(キャリアモデル)
③ Xiaomi製品と事業者様の戦略を組み合わせた新たなソリューション


1本目、2本目の柱は Xiaomi Japan がこれまで展開してきた柱の特徴ですが、3本目の柱は今回の発表会で明らかとなった、新しい柱です。

具体的には、ソフトバンク × Xiaomi との展開。KDDI × Xiaomi との展開を説明しましたが、今後、日本の事業者様との提携次第では、Xiaomi の方針と事業者様の方針にマッチした新たなソリューションを日本全国に広げていくと見られます。




Xiaomi が日本市場での多角化で他の企業との差別化を計る【さいごに】



Xiaomi は何よりも IoT やスマートフォンなどの事業の多角化で中華人民共和国に本部本社を構える企業との差別化を計り、日本に於ける新たな Xiaomi ファンを新規獲得していくと見られます。

その一方、発表会の最後に語った3つの柱のうちの3本目の柱は、具体的に大手通信キャリアとの取り組みしか見られず、発表会を聞く限りでは、大手通信キャリア頼みの部分が大きいです。1つ、大きなアドバンテージがあるのは、自社ECサイトを構えていることです。

自社ECサイトを構えることで、実店舗に於ける徹底的なコストを抑えることができ、実店舗で商品を買わず、ECサイトで買い物する消費者からすれば、かなり大きなメリットであるものの、Xiaomi 公式ショップ【小米之家】 で Xiaomi製品を買いたい Xiaomi ファンが確かに居り、実店舗展開となれば、ビジネス面で日本の貸店舗の中に入る際のコスト面が依然として高く、Xiaomi 公式ショップ【小米之家】の日本展開はまだまだ厳しい壁です。

さらに、中華人民共和国に於けるカントリーリスクが日本全体で広がっていることは確かな真実であって、日本で中華人民共和国に於けるカントリーリスクをどこまで低く下げることができるのかが、日本に於ける Xiaomi 公式ショップ【小米之家】 の実店舗展開の最初の関門です。


Xiaomi は中華人民共和国を代表するグローバル企業の一角。Xiaomi がどれだけ日本を本気にし、どこまで新規 Xiaomi ファンを獲得できるのか。これからが Xiaomi Japan の進化が問われます。


さいごまで読んでいただき、ありがとうございました ('ω')ノ




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