2022年が残り9日(=執筆時点の日にちが2022年12月23日)となりました。
大手通信キャリア4社のNTTdocomo、au by KDDI、Softbank、楽天モバイルには、多くのスマートフォンが登場しました。
今回、大手通信キャリア4社に供給しているスマホをメーカーごとに調べ、2022年に登場したスマホが何台あったのか。実際に調べてみようと存じます。
今回の調査対象
今回の調査する上で下記の絶対的条件を設けます。
・NTTdocomo、au by KDDI、Softbank、楽天モバイルに供給されているスマートフォン
・SIMフリー販売は全て排除
・法人向け端末は、ノーカウント。主に消費者が気軽に購入できるスマートフォンであること
・Apple iPhone シリーズは、どの大手通信キャリアでも販売されているため、今回の調査の対象に含まない
・ガラケーとガラホは、今回の調査の対象に含まない
この5つの絶対的条件の中で、実際に各通信キャリアに供給されたスマートフォンでどのメーカーが2022年に多く出したのか。徹底的に調査していきます。
この5つの絶対的条件の中で、実際に各通信キャリアに供給されたスマートフォンでどのメーカーが2022年に多く出したのか。徹底的に調査していきます。
NTTdocomo
まずは、大手通信キャリアで高い安定性とシェア率を誇る、NTTdocomo です。
NTTdocomo で現在、販売中かつ、取り扱っているスマートフォンは、下記のとおり。
【韓国・Samsung】
・Galaxy Z Flip4
・Galaxy Z Flip4
・Galaxy Z Fold4
・Galaxy S22
・Galaxy S22 Ultra
・Galaxy A23
・Galaxy A53
合計6台
【日本・SONY】
・Xperia 5 IV
・Xperia 1 IV
・Xperia 10 IV
・Xperia Ace III
合計4台
【日本・SHARP】
・AQUOS R7
・AQUOS sense7
・AQUOS wish2
合計3台
NTTdocomo に供給された全てのメーカー製スマートフォンの合計台数:13台
au by KDDI
つぎは、au by KDDI です。
au by KDDI で現在、販売中かつ、取り扱っているスマートフォンは、下記のとおり。
【アメリカ・Google】
・Pixel6a
・Pixel7
・Pixel7 Pro
合計3台
【韓国・Samsung】
・Galaxy S22
・Galaxy S22 Ultra
・Galaxy Z Flip4
・Galaxy Z Fold4
・Galaxy A23
・Galaxy A53
合計6台
【日本・Xperia】
・Xperia 5 IV
・Xperia 1 IV
・Xperia 10 IV
・Xperia Ace III
合計4台
【日本・SHARP】
・AQUOS sense7
・BASIO active
・AQUOS sense6s
・AQUOS wish2
合計4台
【中国・OPPO】
・OPPO Reno7A
合計1台
au by KDDI に供給された全てのメーカー製スマートフォンの合計台数:18台
Softbank
大手通信キャリア3社でさいごだった、Softbank 。
Softbank で現在、販売中かつ、取り扱っているスマートフォンは、下記のとおり。
【アメリカ・Google】
・Pixel6a
・Pixel7
・Pixel7 Pro
合計3台
【日本・SONY】
・Xperia 1 IV
・Xperia 5 IV
・Xperia 10 IV
合計3台
【日本・SHARP】
・AQUOS sense7 plus
・AQUOS R7
・LEITZ PHONE 2
・シンプルスマホ6
合計4台
【中国・Xiaomi】
・Xiaomi 12T Pro
・Redmi Note 10T
合計2台
Softbank に供給された全てのメーカー製スマートフォンの合計台数:12台
楽天モバイル
さいごは、新たに大手通信キャリアの仲間入りを果たした、楽天モバイルです。
Softbank で現在、販売中かつ、取り扱っているスマートフォンは、下記のとおり。
【韓国・Samsung】
・Galaxy A23
・Galaxy Z Flip4
合計2台
【日本・SONY】
・Xperia 5 IV
・Xperia 10 IV
合計2台
【中国・Xiaomi】
・Redmi Note 11 Pro
合計1台
【中国・OPPO】
・OPPO Reno7 A
合計1台
【日本・SHARP】
・AQUOS sense7
・AQUOS sese6s
・AQUOS wish
合計3台
楽天モバイル に供給された全てのメーカー製スマートフォンの合計台数:9台
分析:各大手通信キャリアから見えてくる、各メーカーごとのスマホ納入台数
各大手通信キャリアごとで供給される、メーカー製スマートフォンを確認すると、韓国・Samsung、日本・SONY、日本・SHARP の3社が大手通信キャリアへの投入が非常に多く目立ちます。しかし、au by KDDI と Softbank に限っては、アメリカ・Google が開発した Google Pixel シリーズを均等に投入されており、次のGoogle Pixelシリーズの最新作にこの2つの大手通信キャリアから発売されることは、もう確実です。
中国メーカーにスポットを照らすと、Xiaomi は Softbankに2台、楽天モバイルに1台、2022年登場のスマートフォンを大手通信キャリアに投入していることが分かります。ちなみに OPPO は、楽天モバイルとau by KDDIに1台ずつ、2022年登場のスマートフォンを大手通信キャリアに投入していますが、やはり、Xiaomi の頑張りが大手通信キャリアの投入台数ではっきり分かるようになっています。 Xiaomi、なかなかやりますね。
予想:2023年、どんなスマートフォンが大手通信キャリアに投入される?
2023年、どんなスマートフォンが大手通信キャリアに投入されるのか。
1つ確実な情報として、2023年1月中に韓国・Samsungが Galaxy Unpacked 2023 を開催し、Galaxy S23 シリーズを発表すると海外メディアから多く出回っていることから、2023年にGalaxy S23 シリーズがやってくることは確定です。
さらに、海外メディアで Galaxy A24 に関する情報も出回っています。発売に至る情報にはまだつながっていませんけども、より詳細な情報が出てくるかと考えられます。
ジャンクお宝鑑定団的に気になっているメーカーは、中国・Xiaomi と中国・OPPO の動向です。中国・Xiaomi は、Xiaomi 12S Ultra を発表・発売し、Xiaomi ファンから熱烈な支持が異常になるぐらい、高い評価を得ています。しかし、日本のSHARPがドイツ・Leica 監修のAndroid スマートフォンを出し、SHARP 独自のスマートフォンにドイツ・Leica 監修のカメラレンズを採用していることから、Xiaomi 12S Ultra が日本市場に投入することは、100%の確率で絶対にないです。むしろ、Xiaomi 12 シリーズの日本モデルを投入してもおかしくないではないでしょうか?
もう一つ気になるメーカーとして、BALMUDA Technologies から出ている BALMUDA Phone の行方。BALMUDA Technologies は、オール日本ブランドで攻め、BALMUDA Phone の設計を BALMUDA Technologies が行い、生産を日本・京セラが実施しています。
しかし、BALMUDA Phone が出た頃は、インフルエンサーによる厳しい襲撃に遭い、消費者から厳しい辛口攻撃も遭い、BALMUDA Phone や BALMUDA に対するイメージが深刻な大ダメージを受け続ける日々です。しかし、オール日本ブランドで攻め続ける BALMUDA Technologies は、純粋に愛を感じ、BALMUDA Technologies との親近感がわきます。
Xiaomi はXiaomiの良さや魅力があるものの、BALMUDA も同じく、BALMUDA の良さや魅力があるんです。
Xiaomi , OPPO , BALMUDA を含め、これから日本市場で展開する中で、より多くの消費者に安心安全のスマートフォンを開発・改善・供給を継続できるのか。
これらの3社の動向にジャンクお宝鑑定団は、日々、追っていけたらと存じます。
さいごに
今回は、大手通信キャリア4社に供給しているスマホをメーカーごとに仕分けし、2022年に登場したスマホが何台あったのかを中心にお話しましたが、大手通信キャリア4社から登場した2022年の新作スマホの合計台数は、大手通信キャリア4社の合計52台でした。
52台を1ヶ月ごとにすると、1ヶ月で4台の新作スマートフォンが登場し、大手通信キャリアごとにすると、毎月1台は必ず、新作スマートフォンが大手通信キャリアから販売されていることが分かります。ただし、Apple 製品を省いてでの台数ですし、ガラケーやガラホも省いてでの台数です。
大手通信キャリアの最新の動向を見ていくと、ソフトバンクが2024年1月下旬に3G回線の運用を取りやめることから、2024年1月中のソフトバンクの動向に目が離せません。そのことから、2023年の大手通信キャリアの動きはあまり対した動きがないと見られます。
ただ、中国・Xiaomiや中国・OPPOの動向次第では、NTTdocomo にスマートフォンの供給を開始すると考えられるため、中国メーカーの動向を追うのも大事です。
どちらにせよ、大手通信キャリアにどんなメーカーのスマートフォンを出してくるのか。全くの未知数ですし、ジャンクお宝鑑定団は今後、様々な海外メーカーや国内メーカー、大手通信キャリア、MVNO。パソコン、OS、IT全般の動向を追いながら、読者となる消費者に情報を速やかにお伝えしていきますので、2023年もよろしくお願いします。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました ('ω')ノ
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