SNS、あなたを採用する会社があなたのSNSを監視している!? MBS がSNS裏アカ調査の実態を報道

2022年9月9日金曜日

SNS ネット

 




MBS は8日、新卒,中途採用を行う企業が新卒者,中途者のSNSを探るべく、企業の依頼で独自調査する実態を報じた。





それによると、新卒者,中途者がどんなことでSNSを利用しているかを企業側がSNS裏アカ調査を行う企業に依頼をかけ、裏アカ調査を行った企業が新卒者,中途者がSNS裏アカから浮かび上がった本人の人物像を5段階評価で提示していると説明しています。



新卒者,中途者を採用する企業は、新卒者や中途者がSNSで【犯罪】【違法行為】【グレー行為をしているかどうか】などを新卒者,中途者の履歴書から把握するには、限界がある。
調査を依頼した会社側すれば、SNS裏アカ調査を利用することで、会社の信用性,社内で不正を阻止する,会社のイメージダウンの阻止につながると期待している。

しかし、新卒者,中途者を採用する企業が面接,筆記試験を行っているにもかかわらず、プライベート空間のSNSを閲覧,調査,監査するのは、明らかな個人情報保護法違反の該当。職業安定法違反の該当、就職差別に該当するなどの危険が急激に高まる。

ただ、SNS裏アカ調査を行う企業はMBSの取材に対し『個人情報に関しては、全て管理は徹底していますし、取り扱いに関する合意も企業が候補者からいただいていますので、全く問題ない』『誰もが見られる公知情報を私たちの方で収集して、収集や分析の仕方にノウハウがあるので、そこを皆さんに情報として提供している』と主張しています。


会社側が新卒者,中途者のプライベートに潜り込み、個人情報,プライバシーを丸裸。それを基づいて、採用や不採用の最終決定を行うのは、明らかな会社(法人)の信頼スコアが足りておらず、会社の信頼スコアを上げるべく、SNS裏アカ調査を行う企業と契約し、SNS裏アカ調査を決行するのは、誠に許せるわけにはない。

最悪、新卒者,中途者が企業に対し、就職差別を行ったと損害賠償や謝罪を求める裁判が全国的に広がってもおかしくないです。

個人情報保護法,職業安定法の中で就職活動をしている訳ですから、新卒,中途採用を行う企業は、二度と【SNS裏アカ調査】を採用活動に反映しないよう、強く求めます。


もし企業がそれでも、SNS裏アカ調査を強行するのであれば、国内人材の海外流出がより一層、加速する危機が増えると同時に、日本国内の深刻な人材不足がより深刻さが増すと見られ、大きな社会問題となるでしょう。




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