Softbank、BALMUDA スマホの予約を開始! BALMUDA Phone のデモ機を触れての本音総評

2021年11月19日金曜日

5G Android Balmuda Softbank レポート

 


画像:BALMUDA


こんにちは。

2021年11月17日、Softbank でも BALMUDA Phone の予約がスタート。これにより、SIMフリー版の予約 , Softbank版の予約の2つがついに、開始されました。

しかし、BALMUDA Phone は、開発から製造までが全て日本で作られた、5Gスマホにもかからわず、ネット上では Apple iPhone 13 シリーズ以来の叩き合いとなっている状況です。

でも、BALMUDA Phone の真実を知るには、やはり、実機を触れてからの話であるということで、今回は、BALMUDA Phone のデモ機を触れての本音総評をお伝えしようと存じます。





BALMUDA Phone は、スマホが欲しい人は買わなくて良いのか?



2021年11月某日、BALMUDA Phone のカタログを入手すべく、とあるソフトバンクショップへ。

すると、ブラック , ホワイトの BALMUDA Phone のデモ機とモックアップが展示されていました。

実際に BALMUDA Phone のデモ機を触れてみましたが、率直なことを申し上げると、スマホ好きにとっては、なかなか近づけるような要素が、はっきりゼロに等しいです。

つまり、スマホが欲しい人は買わなくても良いです。

それには、BALMUDA Phone のコンパクトさ , 使い勝手 , 価格設定が深く関係すると分析しています。


楽天市場


スマホが欲しい人は BALMUDA Phone を買わなくても良い理由① BALMUDA Phone のコンパクトさ



スマホが欲しい人は BALMUDA Phone を買わなくても良い理由として、1つが BALMUDA Phone のコンパクトさです。


BALMUDA Phone の外寸は、幅 69mm ( 幅 6.9cm ) × 高さ 123mm ( 高さ 12.3cm ) × 厚さ 13.7mm ( 厚さ 1.37cm ) 。本体重量は、138g と Android 5G スマホと考えれば、超小型 Android 5G スマホと言えます。

ただ、この超小型というのが、大きなキーワード。

ここまで小型軽量化を実現しても、この外寸だと、成人男性目線となれば、小さすぎ。
ただ、成人女性目線だと、丁度いい大きさです。

しかし、このコンパクトさに魅かれるのは、ごく一部の消費者や物好きであって、全ての消費者に響くとは言い切れませんし、スマホ好きも同様なことが言えます。




スマホが欲しい人は BALMUDA Phone を買わなくても良い理由② BALMUDA Phone の使い勝手



スマホが欲しい人は BALMUDA Phone を買わなくても良い理由として、2つに BALMUDA Phone の使い勝手が関係します。

スマホを隈なく使う消費者からすると、BALMUDA Phone は長い目で使い続けるものでは、はっきり言えません。

どちらかでいうと、スマホゲームをしない , スマホはあくまでも音声通話 , メールやチャット , スケジュール管理 , キャッシュレス決済 しか使わない消費者がグッとくるスマホではないでしょうか。

BALMUDA Phone を触って、すぐに実感したのは、BALMUDA Phone に特化した、独自アプリケーションの作り込みの良さやカメラを使用する際の独自モードの実装です。

大抵の海外 , 国内スマホの場合、スマホに特化した、独自アプリケーションを開発するメーカーは、なかなか居ません。どちらかでいうと、Samsung , Xiaomi , OPPO , SONY , Apple ぐらいでしょうか。

日本メーカーでスマホに独自アプリケーションを初号機から投入するのは、編集長の経験上、見たことがないですし、BALMUDA の本気度を伺える要素ではないでしょうか。

でも、BALMUDA Phone の独自アプリケーションを1年以上、使い続ける消費者は、ごく少数であり、BALMUDA がしっかりと独自アプリケーションの使いこなし術をしっかりと周知 , 発信を心がけないと、せっかくの BALMUDA Phone を初号機から失敗に終わってしまいます。

BALMUDA Phone の正式リリースは、2021年11月26日ですが、BALMUDA Phone の本気を出すのは、正式リリースしてから、2週間以上経過した、2021年の年末年始かと見ています。




スマホが欲しい人は BALMUDA Phone を買わなくても良い理由③ BALMUDA Phone の強気の価格設定



さいごは、BALMUDA Phone の価格設定です。

BALMUDA Phone の本体価格は、SIMフリー版 税込み 104,800円。Softbank版 税込み 143,280円となっています。

ぶっちゃけた話、BALMUDA がここまで強気の価格設定にしたのは、BALMUDA Phone を購入するターゲット層は、超富裕層 , 富裕層 , 準富裕層に向けての商品であり、通信キャリアでの販売を取り付ければ、それより下の層にも届くと BALMUDA 側が考え、最初の戦略として、まずはそこから販路を広げる作戦ではないでしょうか?

BALMUDA Phone は、SIMフリー版を  BALMUDA The Store Aoyama , BALMUDA 松屋銀座 , BALMUDA 阪急うめだ本店で購入することができ、BALMUDA オンラインストアでも購入することができます。

そのほかにも、BALMUDA Phone は全国のソフトバンクショップで購入することができ、まだ確認が取れていませんが、BALMUDA Phone を回線契約なし , 移動機物品販売で端末購入ができると推測しています。

BALMUDA の販路先として、特に目立つのは、BALMUDA The Store Aoyama , BALMUDA 松屋銀座 , BALMUDA 阪急うめだ本店 の3つの直営ショップが肝となっており、これらの場所は、全て超富裕層 , 富裕層 , 準富裕層が買い物するエリアに集中しています。そのため、SIMフリー版を高値で売っても、採算が取れると BALMUDA 側がそう判断したと思います。

さらに、ソフトバンクが BALMUDA Phone の取り扱いを表明したのは、実に良い傾向です。ソフトバンクは、NTTdocomo , au by KDDI の大手通信キャリア3社の一つ。

特にソフトバンクには、新トクするサポートが存在し、これを利用することで、Softbank版 税込み 143,280円 から 税込み 71,640円まで下がります。この本体価格であれば、準富裕層以下のターゲット層にも BALMUDA Phone を使ってみたい欲が生まれますし、最新のスマートフォンを新トクするサポートで25ヶ月後を目安にソフトバンクへ返却。その時には、BALMUDA Phone の後継モデルが既に登場しているかと考えられるため、ソフトバンクショップで働く販売員からすれば、絶好の切り札として、BALMUDA Phone を使うと同時にソフトバンクの回線契約へつながることができるかつ、BALMUDA 側の BALMUDA Phone 出荷台数の増加に一役買うことでしょう。


ビックカメラ.com


BALMUDA Phone を触れて、真面目に不安となった懸念【番外編】



ここからは、番外編です。
実際に BALMUDA Phone を触れて気づいた点として、メーカー製スマホによくある、独自 UI や カスタムOS が見当たりません。少ない可能性として、BALMUDA Phone の OS は、素のAndroid 。ピュア Android を採用していると考えられます。
独自アプリケーションの開発や本体外観のデザインを費やしたら、カスタムOS , 独自UI のチューニングする余裕なかったのが背景です。

デモ機を触れている時に販売員への質問として聞けば良かったと後悔していますが、未だに SIMスロットが物理SIM , eSIM の2つか、SIMスロット1つのみなのかが、謎のままです。

そこだけが唯一、真面目に不安な要素ですし、SIMスロットの謎さえ解ければ、BALMUDA Phone の総合総評が全て出揃うので、これは次回にデモ機を触れる時に聞いてみようと思います。




さいごに



かなり細かく、BALMUDA Phone についてのレポートをお伝えしましたが、正直のところ、BALMUDA Phone は、まだ完成形ではないですし、BALMUDA 製スマホの初号機と考えたら、まずまずの仕上がりではないでしょうか。
BALMUDA Phone の唯一の救いとして、通信キャリアのソフトバンクが全国のソフトバンクショップで取り扱うことになったのは、とても良い傾向ですし、最初の成功と言えます。

さらに、自前の販路が唯一存在した点も一定の評価です。

これがもし、自前の販路がなく、オンラインストアと通信キャリアの2枚重ねとしても、開発費用等の投資を回収することができない、かなり厳しい状況ですし、BALMUDA にとって、ガチの危機的な状況になったでしょう。

BALMUDA Phone については、かなり意見が真っ向から分断 , 対立している状況であるものの、やはり、デモ機を触れたり、実際に購入して試すのが良いと思いますし、BALMUDA Phone のことをしっかりと把握する上で最も大事なことではないでしょうか。

さらに、BALMUDA Phone は現状、日本市場向けですし、今後、グローバル展開するのであれば、より幅広い世代からのフィードバックや改善案の提示でより良い BALMUDA Phone の進化につなげればと、僅かながら、BALMUDA Phone の発展、BALMUDA の新たなチャレンジを応援しています。

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました ('ω')ノ






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