MediaTek は現地時間の18日、Executive Summit を開催し、MediaTek製SoC を搭載した、Windows PC に意欲を見せたと XDA-Developers が報じた。
それによると、ライバルの Qualcomm が ARM版 Windows で動作する Windows PC の開発を進めている中、MediaTek はこれまで、スマートフォン , タブレット , ChromeBook を中心に展開していましたが、今後、Qualcomm に加え、MediaTek も ARM版 Windows が動作する Windows PC に意欲を見せたと説明しています。
MediaTek は、SoC の世界で AMD のような立ち位置が強く、Qualcomm はどちらかでいうと、Intel のような立ち位置です。
そんな MediaTek が ARM版 Windows が動作する Windows PC に意欲を見せたのは、実に興味深いことであり、今後の展開次第では、Intel , AMD に加え、Qualcomm , MediaTek の SoC を開発するメーカーが参入することにより、更なる Windows PC の多様化と大幅なコスト削減でより多くの消費者が ARM版 Windows PCを買って、活用する風景が数年後には、当たり前の世界になると考えられます。