ビックカメラは1日、Google Cloud Platform を活用した ワンコイン容量無制限サービス BicCLOUD をサービスインしたと発表した。
BicCLOUD は、税込み550円 / 月 でデータ容量無制限で写真 , 動画 などをクラウド上に保存できるオンラインサービス。
ビックカメラは、IIJ との共同で Bic SIM を展開しており、Bic SIM の親和性を考慮し、BicCLOUD という名でサービスインしたと考えられます。
対応OSは、既に iOS , Android の専用アプリをはじめ、BicCLOUD 専用サイトから保存されているデータをパソコン上でアップロード , ダウンロードをすることができ、パソコンに限れば、macOS , Windows , Chrome OS(=オープンソース版のChromium OS も含む), Linux , FreeBSD などのデスクトップOS対応もバッチリです。
BicCLOUD の決済方法は、au , Softbank , NTTdocomo のキャリア決済とクレジットカード決済 の2択となります。デビットカードでの決済ができるかどうかの公式見解がないため、おそらくデビットカードでの支払いは不可と推測される。
BicCLOUDの安全性についてだが、これには BicCLOUD 公式FAQ(BicCLOUD よくある質問) に詳しく書かれており、『安全性と信頼性の高いGoogle Cloud Platform(GCP)に、256bit-AESの暗号化方式で暗号化された状態でファイルを転送・保管します。』としていることから、BicCLOUD は主にGoogleが提供しているクラウドコンピューティングサービスを活用した、サブスク形式のオンラインストレージサービスになります。
しかし、仮に安全性 , 信頼性が高いとしても、Google のサーバーエラー , システムトラブルで BicCLOUD が利用できなくなる可能性が非常に高く、これ1つだけで賄うのは、あまりにも危険です。
オススメの運用方法としては、Google Drive , DropBox , OneDrive , iCloud の無償プランを併用するカタチがマストな運用方法であり、万が一のトラブルを即座に対応できます。
でも、日本からこのようなデータ容量無制限のオンラインストレージサービスが誕生することは、とてもありがたいことですね。