ASUS、ASUS Zenfone7シリーズを正式発表へ

2020年8月18日火曜日

5G Android ASUS

 


ASUS台湾時間の2020年8月26日に ASUS Zenfone7シリーズを正式発表することになりました。



ASUS Zenfone7シリーズを正式発表する現場の台湾では、2020年6月30日より、次世代の移動通信システム『 5G 』の商用利用が実施されている中、ASUS はこのほど、 5G に対応したAndroidスマホの開発を進んでいましたが、もうまもなく、公の場で姿を現すことになります。


現行で販売されている、ASUS Zenfone6 はこれまで多くのASUSユーザーの心を鷲掴みをしてきましたが、すまほん!! が報じた 2020年1月時点の台湾スマホ市場シェアのグラフを見ると、依然として Apple , Samsung のアジア圏内外からの外資系企業が出すスマホや OPPO , Xiaomi  の中国本土方面のスマホのシェア率が高く、HTCは4.4%で ASUSは4.1%と低いシェア率の中でも大健闘していることが分かる。

ただ、いつでもこのシェア率が維持されることはありません。

複数のIT企業や半導体メーカーを抱える アメリカは18日、中国の通信機器大手『Huawei』に対し、アメリカの技術を使った外国メーカーの製品であっても半導体などの部品の提供を認めないとする追加の制裁を発表。


この発表で最大限に警戒しなければならないのは、世界を相手にAndroidスマホを開発・販売を手掛ける『Huawei』『OPPO』『Xiaomi系列のスマホブランド』『Vivo』『ZTE』などの中国本土側のIT企業です。

今後、アメリカの制裁措置が他の中国本土側の通信機器メーカーにも適用するとなれば、中国本土側のIT企業にとってはかなり都合が悪い、危機的状況に陥り、一般消費者にスマホを進めても、なかなか思うように売れない傾向が出やすくなります。


そうしてくると、ASUS や HTC にとって、一般消費者からの台湾スマホを推し進める絶好のビックチャンスの到来といっても過言ではないです。

しかし、ASUS・HTCには、スマホよりかそれ以外の通信機器やデバイスで世間的に認知されている傾向が根付いており、HTC は VR(=バーチャルリアリティー , 拡張現実 ) に特化したデバイス『HTC VIVEシリーズ』を一気に世界中のユーザーにバカ受け。さらには、アメリカに本部を構える、ソーシャルVRサービス『 VRChat 』を運営するスタートアップ企業に HTC が出資を続けており、HTC のスマホを普及させようとしても、VR を絡めた販売戦略を打ち出さないと、なかなか日本社会や台湾社会等にHTCのスマホを受け入れることが難しく、ASUSは e-Sports の世界や自作PC界隈で有名なIT企業の一つ。特に自作パソコンの要となる『マザーボード』『ビデオカード』の2つの精密機器の世界トップシェアを誇っており、ASUSのスマホを認知させようとしても、なかなかそのイメージをガラリと塗り替えることは、なかなかそうはいかないのが現実だ。



様々な懸念ポイントがある中、台湾は様々な公共サービスなどでスマホが生活の一部として頻繁に利用されている傾向が強く、世界的に普及している電子決済システム『Google Pay』を標準対応すれば、台湾も日本も広く普及させるきっかけになる可能性が非常に高いです。

2020年8月26日のASUSのオンライン新製品発表会。一体、私達にどのようなサプライズを用意しているのでしょうか。

ASUSの新製品発表会に目が離せません。



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