それによると、Samsung Galaxy S20 Ultra 5G や Huawei P40 Pro+ の Samsung , Huawei のフラッグシップスマホの日本市場の投入をしなかったのは、19年10月に実施された日本の法律『電気通信事業法』の改正による、iPhone や Androidスマホの値引き規制による要因だと説明している。
この値引き規制によって、NTTdocomo , au , Softbank , 楽天モバイル の携帯電話各社は10万円以上の高額なハイエンドモデルの行き過ぎた大幅値引きが法律によってできなくなり、その結果、Samsung Galaxy S20 Ultra 5G や Huawei P40 Pro+ の売れ行きが思うように伸び悩み、10万円以上するAndroidスマホをキャリア向けに投入するのを断ったかもしれません。
つい最近行われた、Huawei , Xiaomiのオンライン新製品発表会を視聴する限りでは、本体価格5万円前後が相場です。
この本体価格であれば、私たち消費者でも安心して、Androidスマホを購入することができます。
Androidスマホの場合、Apple iPhoneシリーズのように、次々とOSのバージョンアップを投入することができないのが現実です。
Huaweiなどの海外ブランドの多くが素のAndroidのUIを採用しておらず、メーカー独自のチューニングを行った『カスタムOS』を採用しているところが大半で、仮に新しいAndroid OSがやってきても、なかなか新しいバージョンに対応しておらず、その端末限りでスマホを使い捨てることとなってしまいます。
となれば、高額なAndroidスマホを購入する際には、機能面よりも、長く安定かつ、長きにわたってOSのバージョンアップやセキュリティーバッチの配布をやってくれるかどうかをよりきめ細かく調べたり、販売員・スタッフに詳しく聞くなりして、慎重に見極める必要があるみたいです。