36kr.jp は7日、Appleが中国本土のECイベントに初参戦すると報じた。
それによると、Appleは2020年6月18日前後に行われる中国ECサイトのスーパーセールイベントに初参加すると表明し、中国本土のAppleユーザーの獲得に全力をあげている。
しかし、昨今の貿易摩擦でアメリカ製品を買わない『ボイコット』『不買運動』が展開されており、このほど中国に拠点を構えるスマホメーカー『Vivo』『OPPO』『Xiaomi』『Huawei』などに中国ユーザーが移行している現状があり、中国ユーザーのiOS離れが極めて深刻的な問題です。
そんな中、Appleと深い信頼関係を継続している、中国本土の販売代理店がアメリカ本土で売られているiPhoneシリーズの本体価格がアメリカ本土よりも中国本土で売られている iPhoneシリーズの方が最大3万円以上の価格差が生じているとの理由に多くの販売代理店が相次いでiPhoneシリーズの思い切った本体価格の大幅値下げに踏み切っている。
このような中国の販売代理店がAppleの主力商品であるiPhoneシリーズの思い切った本体価格の大幅値下げをAppleが黙って見ている訳ではありません。
Appleは今年の中国本土で行われる、大規模なECセールにAppleが初参加したのは、Appleが独自に持っている販売チャネルを自社で何とかコントロールしようという新しいチャレンジであり、今後の中国本土における、Appleの販売体制に大きな転換期を迎えているかもしれません。