無償セキュリティソフトで著名のセキュリティ系IT企業 Avast は現地時間の27日、Avastの子会社を経由し、複数の大企業を相手にユーザーのWebブラウジングデータを販売しているとのスクープを WindowsCentral が報じている。
それによると、Avast(=アバスト)の関連子会社である『Jumpshot(=ジャンプショット)』を通じ、アバストがユーザーデータを収集した情報を活用し、マーケティング活動を最適化できる企業にデータを販売していると説明。
となれば、アバストの無償セキュリティソフトをインストールし、全てを使用承諾にサインすれば、勝手にユーザーデータが他の企業のマーケティング活動を最適化するパッケージとして、大手IT企業に売り渡していると考えられる。
今回の騒動で名が挙がっている企業は、Google、Yelp、Microsoft、McKinsey、Pepsi、Sephora、Home Depot、CondéNast、Intuitなどとなっている、とのこと。
しかし、データは匿名化されており、特定の個人情報にまでさかのぼれないとアバストは主張している。
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