Nikon Z 50、デジタルカメラグランプリ2020の最高位の受賞に各メディアの声

2019年11月5日火曜日

Nikon カメラ


このほど、Nikon Z 50は発売前にもかかわらず、デジタルカメラグランプリ2020の最高位『総合金賞<ミラーレス>』を授与されたと先月31日に発表されたが、他のWebメディアから賛否両論の意見が飛び交っております。

今回の受賞問題を取り上げた『BCN+R』によると、
BCN+N:ニコン Z 50がデジタルカメラグランプリ2020で総合金賞<ミラーレス>を受賞したが、
Z 50は発売前の製品。2019年11月下旬発売予定、まだ具体的な発売日すら決まっていない。ユーザーが店頭で実機を触る機会を待たずに「総合金賞」を受賞には大いに疑問を感じた。あたかも人気のある商品のよう発売前から喧伝するのは消費者を惑わすことにならないか。デジタルカメラグランプリは音元出版が主催。選考対象は発表済みの製品」で発売前でも問題ないとしている。
担当者によれば批判もあるかもしれないが今年で12年目一定の評価はいただいている。 過去にも発売前の製品が金賞を受賞したこともある。グランプリは店頭を重視し量販店がこれから売りたいモデルをおすすめするもの。れを買っとけば失敗はないという視点の賞だと受け止めて欲しい」と話す。
受賞製品選出は、写真家やライター、編集者、カメラ量販店の社員からなる10人の有識者で構成する審査委員。
音元出版はZ 50について「選考委員にはメーカーから貸与を受けた実機を使ってもらい評価をしていただいている」として実機評価の結果と説明。
ただし「実際に写真を撮影した上で評価していただいているかどうかは審査委員にお任せしているので分からない」。
ある業界関係者は「選考の過程が見えにくく本当にフェアに選定されているのかは疑問
業界ではほとんど重視されていない賞だが消費者を惑わすことになりかねない」と警鐘を鳴らす。
専門家の目で消費者に勧める製品を選ぶというコンセプトは「アリかもしれない。
しかし、一番厳しい目は消費者の購買行動そのもの。
専門家だけで製品の序列を決めてしまうことには、やはり大きな疑問が残る。
消費者不在のグランプリを容認してしまう姿勢そのものが、現在のカメラ市場の縮小を招いているのではないだろうか。

ジャンクお宝鑑定団は今回の記事に関して報じた、2つのWebメディアの声を取り上げる。

まず、CAMEOTA.COMは下記のとおり。

CAMEOTA.COM:別の意味でZ 50の受賞には意外な感じを受けましたが、確かに発売前のカメラが最高位の賞を受賞してしまうのは疑問を感じる点はあるかもですね。
企画賞とかなら分かるんですけどね。なお選考理由は公式サイトの店頭冊子PDFに掲載されていますが、Z50画質と性能と価格のバランスの良さで受賞しているっぽいですね。なお、消費者不在ではありますが、専門家目線で選んだオススメ製品を発表するのは、それはそれで重要ではあると思うので、グランプリっていう名前や発表の見え方が良くないのかもですね。
ただ主催担当者が言っている「量販店がこれから売りたいモデルをおすすめするものってコメントがちょっと気になりますね。

ラストのデジカメinfoの声はというと....、

デジカメinfo:確かに発売日未定で、まだ評価が全く定まっていないカメラがグランプリ金賞になってしまうのは、消費者不在という気はします。
グランプリの選考基準が、担当者が言うように量販店がこれから売りたいモデルをおすすめするもの」ということなら、発売日未定の製品でも問題はないのかもしれませんが。


ジャンクお宝鑑定団としての意見として、何も市場に出回っていないカメラが、審査委員の独断で決め、最終的に家電量販店のカメラ売り場に置かれる冊子を堂々と掲載するのは、正直何とも言えないし、今回の賞を長らくやっている『音元出版』に対して、もっと公平かつ対等で、忖度がない全くのフェアで堂々と選考していただきたいのが本音。
もし受賞の撤回がないのであれば、ちゃんとまともな意見をしっかりと述べてもらわないと困ります。
昔から『安物買いの銭失い』と言われるように、今回の問題で消費者が『高額買いの銭失いとならないようにしっかり、消費者に納得できるように信頼回復して貰いたいと考えています。


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