11月18日、ZHD傘下のヤフー株式会社 (=Yahoo! Japan) とNEVER社傘下で東証一部上場のLINEが一つのホールディングス会社の兄弟会社として誕生することで基本合意することとなりました。
この日に行われた、経営統合に関する共同記者会見の様子はニコニコ生放送・各新聞社・民間放送局のYouTube Channelの生放送が行われ、YouTubeでは放送後から誰でも共同記者会見の模様を確認することができる。
記者会見について
18日の共同記者会見によると、今回の経営統合をすることで、現在のZHDから新生ZHDとなり、引き続き東証一部上場企業となる。従って、ZHDはSBの連結企業となり、SBはNEVER社と半々の割合でJVをし、ZHDの株式を保有することで調整している模様。ただ、LINE株式会社が上場している『 株 』については、他の報道機関の情報でTPO(株式公開買付)を行う方向で調整していると報じており、同時に、LINEが東証一部上場から上場廃止・非上場化するかどうかは、まだ公式プレスリリースで確認が取れていない。TPOについては、1株5,200円となるのではと噂されています。
今回の経営統合についての説明でZHDとLINEの時価総額が3兆円。営業利益が1,600億円。研究開発が200億円。双方の従業員数を合算したら、約1.9万人と従業員数1万人を越える、ヤフーとLINEにとる『日本・アジアのAIテックカンパニー』と大きく掲げている。
経営統合による、迫りよる一般ユーザーの危機
しかし、油断は許されない状況であることは間違いない。LINEには、多くのブロガーが利用している『livedoor Blog』が実在しており、Yahoo!Japanがこれまでやってきた『Yahoo! ブログ』の12月15日のサービス終了するとプレスリリースにて公表されており、今後のLINE株式会社が運営している『livedoor Blog』が近いうち、livdoor blogのサービス終了になるリスクが増大したこととなるかと思われる。
それにつきましては、ジャンクお宝鑑定団では『はてなブログ』『Google Blogger』などに移行するか、WordPressの格安運用をすることを推奨する。
LINE Pay と PayPayは?
LINE Pay や PayPayにつきましては、来年6月に終了する日本政府の政策の関係でそれぞれのサービスの独自性と魅力向上がそれぞれの今後の進化が問われる時期となり、SBでは5Gの技術投入もある中での経営統合の話となれば、とても興味深い案件ではないかと思う。AIテックカンパニーと掲げているが、ZHDの親会社のSBの関連会社にAIロボット『Pepper』の存在があり、LINEには『LINE Clover』の民生のAIスマートスピーカーが販売されている。
ただ、Pepperは商用利用が多く、LINE Cloverは一般用途の利用が非常に多い。
可能性としては、今後の統合の進み具合次第で、LINE CloverのYahoo!ショッピングやSB セレクションで公式販売される可能性が十分あり得る。
これからの経営統合の流れ
今後の流れとしては、18日に基本合意の締結。2019年末までの最終合意。2020年1月~9月で各種の手続き・審査があり、最終的に2020年10月から新生ZHD株式会社が始動する感じとなる。最後に
ジャンクお宝鑑定団を運営している身としては、LINEのヘビーユーザーであり、電子決済を以前はPayPayを使っていたが、現在はLINE Payに移行して運用している。ただ、LINE Payの使い勝手が一段と不便となる、2019年12月31日からどうするかは未定です。
でも、Web媒体での情報発信する志が立つきっかけとして、livedoor blogの使い勝手が今でも神媒体であるのは変わりがなく、Yahoo! ブログのサービス終了は偶然にも、Yahoo! ブログユーザーがlivedoor blogに流そうと思惑と一致してしまったのは誠に残念で仕方がない。
今回の経営統合で使い勝手が一段と上がるかどうかについては、ZHDやLINEで活躍する方々の技術努力や広報活動、ユーザーからのフィールドバック次第になると、ジャンクお宝鑑定団ではそう推測している今日である。
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