こんばんは。
アマゾンやヤフーショッピングなどで intel N95 や intel N100 を搭載したミニPCがこの1年で大きく話題の的となった1年ではないでしょうか?
その一方、ミニPCを購入した方々からミニPCから突如して現れた謎でかなり多くの購入者に悩まされ、返品したり、アマゾンやヤフーショッピングのコメント欄に『ミニPCを使うと痛い目に遭うぞ』 を含ませた投稿が相次いでいます。
もう時期、年に一度の大バーゲンセール BlackFriday SAIL(ブラックフライデー・セール)が近づくため、今回、警告喚起をこめて発信しようと存じます。
ミニPC ブームが広がった時期はいつから?
ミニPC が広がりはじめたのは、2023年3月。この時期には、intel N95 や intel N100 が登場した時期と丁度、被ります。
でも実際には、2019年5月とのデータが Google トレンド での調査結果で明らかとなっています。
2019年5月からミニPCのブームに火をつけはじめ、2021年3月から完全なるミニPCブームがはじまったと推測可能です。
ミニPCに潜む謎 ① ミニPCに格納されていたドライバーがクリーンインストールで飛んだ!?
ここからは、ミニPCに潜む謎をご紹介します。1つ目は、ミニPCに格納されていたドライバーがクリーンインストールで飛んでしまった事例です。
実際にミニPCに格納されていたドライバーがクリーンインストールで飛んだパソコンメーカー名は、SkyBarium と言われる中国・広東省深圳市のメーカーが販売しているミニPCです。
ミニPCに格納されていたドライバーがクリーンインストールで飛んだ方の報告によると、下記の手順でミニPCに格納されていたドライバーがクリーンインストールで飛んだと説明しています。
・フリーソフトのダブルドライバーでミニPCにあるドライバー(Microsoft以外が提供しているドライバー)をバックアップ
・バックアップは、圧縮ファイルで実行し、USBメモリなどの外部ストレージに保管
・フリーソフトのルーファスで Windows 11 のインストールメディアを作成し、ミニPCの前面にあるUSBを刺して実行
・インストールは成功し、Windows アップデートを実行
・ダブルドライバーで圧縮ファイルにバックアップしていたものをクリーンインストールしたミニPCに復元を実行
・復元は完了後、ミニPCを再起動
・再起動後、デバイスマネージャーで確認したところ、シリアルポートのドライバーだけがエラー表示となり、完全にシリアルポートのドライバーだけが飛ぶこととなってしまった
このように、ミニPCだとクリーンインストールした瞬間から、ミニPCに格納されていたドライバーがぶっ飛んでしまうことを事前に分かっておくと良いです。
ミニPCに潜む謎 ② Windows のライセンス認証問題
これはミニPCに潜む最大の謎です。それは、Windows のライセンス認証問題です。
Microsoft では、Windows のデジタル認証を行っている関係からそもそも Windows のライセンスが自然に通って当たり前の世界です。しかし、ミニPCだとなかなか上手くいかないことが現実です。
ミニPCにインストールされている Windows のライセンスは、大きく分けて2つ存在します。1つは OEM版の Windows、2つは VL版の Windows です。
OEM版の Windows ライセンスは、パソコンメーカーがパソコンにプリインストールしている Windows のことであり、仮にクリーンインストールしたとしても、何も問題なく、Windows のライセンス認証が通ります。
問題なのが、VL版の Windows ライセンスです。VL版の Windows ライセンスは、企業や学校などの組織が大量に Windows を購入する際に利用できる Windows ライセンスであり、仮にクリーンインストールしたとしても、全くライセンス認証が通らなかったり、VL版の Windows ライセンスから突然、リテール版の Windows ライセンスに化けてしまうことがよくあります。
もし、読者の中でミニPCを購入し、Windows のライセンス認証でVL版かOEM版かどうかを確かめたいのであれば、下記の手順で検索することをおすすめします。
Windows のライセンス認証でVL版かOEM版かどうかを確かめる方法
①検索窓(虫メガネアイコン)をワンクリックし、『Windows PowerShell』もしくは『PowerShell』と検索
② slmgr /dli と入力し、実行
③ Windows Scpilt Host が現れ、『名前、説明、プロダクトキーの一部、ライセンス認証の状態』の中の『説明』を見る
④『説明』の中に『OEM』か『VL』のいずれかとなっていたら、持っているパソコンのライセンス認証の種類が分かるようになる
そもそもミニPCを買わせるように仕かけたのは、メーカーとインフルエンサー!?
ここまで2つのミニPCに潜む闇をご紹介したが、そもそもミニPCを買わせるように仕かけたのは、メーカーとインフルエンサーではないかと見ています。
ミニPCのブームが起きた頃は既にパソコン需要の高まりがあり、商品を売りたいパソコンメーカーとパソコンをメーカーから提供を受け、商品レビューしたいインフルエンサーの思惑が一致し、まんべんなくミニPCが日本中に蔓延したに違いません。
実際、ジャンクお宝鑑定団では、いくつかのパソコンメーカーを調査した結果、香港に本社・本部を構える MINISFORUM が著名インフルエンサーや人気インフルエンサー、有名YouTuber を中心に商品提供を行った事実が判明し、完全にパソコンメーカー側がミニPCを普及させようと必死になって行い、無名インフルエンサーをゴミ扱いし、メーカーから自腹購入した結果、あらゆるトラブルに見舞われた購入者が一気に広がったと考えられます。
しかし、著名インフルエンサーや人気インフルエンサー、有名YouTuber は何も音を立てることなく、パソコンメーカーとの密接な関係を維持するため、このようなミニPCに潜む闇をインフルエンサーとメーカーが共犯し、その真実を隠し続けているに違いないとジャンクお宝鑑定団は、確信しています。
ミニPCを買うか買わないかは自己責任
結論、ミニPCを買うか買わないかは自己責任です。
今回、ミニPCに潜む闇をお伝えした中でパソコンメーカー側がミニPCに仕込んだトラブルの元をインフルエンサーに伝えながら、その真実を隠蔽するようパソコンメーカー側が指示し、インフルエンサーは0円でパソコンを貰うことを条件にミニPCのいいことしか話さない戦法で視聴者を騙してまでミニPCを広ませたパソコンメーカーとインフルエンサーの責任はかなり重たい重責であることは確かです。
はっきり言えば、このようなミニPCブームは本当に粗大ごみを増やすものですし、そもそも環境を最も配慮しない戦法でミニPCを増やすのは、本当に筋が通りませんし、パソコンメーカーとインフルエンサーに怒りしかありません。本気で騙されました。
昨今のステマ規制でプロモーションを行う事業者側に重い刑罰を科していますが、この先の法改正で事業者以上にインフルエンサーも事業者側より重い刑罰を科すよう、願うばかりです。
本当にミニPCを買うか買わないかは、自己責任の世界と言えるのです。
さいごに
今回は、ミニPCに潜む謎をご紹介しましたが、そもそもミニPCをお粗末な状態で通販サイトを通じて販売し、それをインフルエンサーがミニPCのいいところだけプロモーションし、ミニPCに仕かけられたトラブルの元の存在を知らずに購入し、結果的にミニPCに対するマイナスプロモーションへと変化させてしまったことは、罪がないミニPCたちからすれば、かわいそうを通り越した『悔しさ、怒り、憎しみ』を覚えることでしょう。
ここ数年のインフルエンサーとメーカー、プロモーションを行う事業者との密接で忖度ありきの世界が蔓延し、消費者が毎度のこと損する自体となっているのは、早急に対策と犯罪を犯した方々を厳正に処罰し、そのような悪徳ビジネスを撲滅するしか方法がございません。
今回のミニPCのことから離れますが、インフルエンサーが事業を行う会社の広告塔や動画広告に出演する方々が非常に多く目立ってきています。言ってしまえば、法律厳守でやってもらい、もしそこで膨大な被害やクレームの元を起こした瞬間から、全額返金等の当然、行うべき行動を迅速に行いながら、しっかりと社会の信頼を回復することを集中してもらいたいです。
このようなことが永遠に繰り返すと、そのうち購入者などの消費者がインフルエンサーから商品を買うことに抵抗を覚え、インフルエンサーにとってかなり厳しい状況に置かれてしまい、結果的にインフルエンサー廃業に踏み切る結末が待ち構えています。
事業を行う会社には、そこら辺のことをしっかりと徹底してもらいたい所存です。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました ('ω')ノ