LINE から身を守る方法

2021年3月23日火曜日

Android iOS LINE Privacy Security レポート

 


画像:ぱくたそ


LINEはこのほど、海外の子会社に個人情報がいつでもアクセスできる事案が発生し、それに伴う波紋が主に日本国内で発生している。

しかし、LINEの使い勝手は他のIT企業より優秀かつ多くのサービス展開され、ソフトバンクグループ傘下になっても、LINEのサービス向上は避けられません。

つまり、LINEが事実上のサービス終了しない限り、LINEの重要性はドンドンと増えていくはずです。

でも、LINE が海外の子会社を経由し、いつでも個人情報をアクセスできる状態だと、とても不安ですよね。

そこで今回、LINE の設定項目にある『プライバシー管理』を見ながら、私たちサービス利用者自ら守る自己防衛策を緊急ですが、お伝えしようと存じます。




LINE のプライバシー管理にアクセスする方法




まず、LINE のプライバシー管理にアクセスする方法をご説明致します。

LINE を起動すると、一番上の右端に『通知(=ベルマーク)』『友だち追加(=人間マークに 「+」 が入っているもの)』『設定(=歯車マーク)』の3つがあります。

このうちの『設定(=歯車マーク)』を1回、タップすると下記の画面が現れます。



この画面こそが、今回の一番の要となる、LINE の設定画面になります。
これの一番上から3番目の『プライバシー管理』を1回、タップすれば、LINE のプライバシー管理画面にアクセスすることができます。

次の項目から本題に入りますので、一番最初の『プライバシー管理』にアクセスする手順を予め覚えておいてください。



LINE から身を守る方法① アプリからの情報アクセスを 常に許可から拒否に変更




LINE のプライバシー管理項目に『アプリからの情報アクセス』があります。
そこを開くと『常に許可』『お互いに友達の場合は許可』『拒否の3つの項目が現れます。

これを『拒否に設定しておけば、OKです。

デフォルトの場合、常に許可となっているので、もしこの項目の設定をいじっていないのであれば、必ず設定しておきましょう。



LINE から身を守る方法② 広告の設定を全てオフ





さらに、プライバシー管理の項目を覗いていくと、広告の設定があります。

この設定項目には『Cookie を利用した追跡型広告の受信』『LINE内部識別子を利用した追跡型広告の受信』の2つが現れます。

デフォルトの場合、全てオンになっているので、これを全てオフに切り替えてください。

これにより、広告に対する不安を和らげることができます。





LINE から身を守る方法③ 文字認識用の写真の提供を許可 , 写真データの取得を許可 の2つを全てオフ




プライバシー管理を一番下まで下ろすと『文字認識用の写真の提供を許可』『写真データの取得を許可の2つが現れます。

もし、これが全てオンになっているのであれば、ただちに全てオフに切り替えてください。



LINE から身を守る方法④ LINE Pay を使っているのであれば、代替えサービスを探して、すぐさま移行することが無難




LINE は独自のペイメントサービス LINE Pay を実施しています。

LINE Pay は、他のペイメントサービスとは異なり、1回の決済で数%のポイント還元を受け取ることができたり、LINE Pay プリペイドカード などと LINE Pay を軸にしたフィンテックサービスを提供しています。

しかし、今回の事案でしばらく、LINE に対する不安や突然のサービス終了が今後、少なからずあり得るので、他のペイメントサービスを今のうちに探し、順次、そのサービスに移行するのが無難だと思います。



LINE から身を守る方法⑤ LINE に打って変わるサービスへの一時移行をしておく





これは流石に難易度がある方法だが、LINE の他に +メッセージ や Skype などの LINE に打って変わるサービスに一時移行し、ある程度落ち着いてきたら、LINE に戻るなどの対策を講じておくと良いかもしれません。



さいごに




今回のLINE騒動。
日本中のユーザーが大量に利用しているとはいえ、ここまで LINE に対する不安がここ1週間で増えてしまったのは、極めて遺憾です。

しかし、LINE を越えるような日本のサービスは本当に少なく、これからも LINE の新たなチャレンジを応援していきたいと考えています。

LINE は今後、このようなことを2度と発生しない。そして、個人情報 , プライバシー保護に関する新たな問題が発生しても、素早く情報を発信し、私たちサービス利用者が分かりやすい説明と随時配信型の広報 , 啓発活動を続けてほしいと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




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