Apple は現地時間の17日、Apple M2 シリーズを搭載した MacBook Pro と Mac mini の新型を発表しました。
MacBook Pro (Late 2023)
2023年1月に入って登場した、Apple M2 シリーズ搭載の MacBook Pro (Late 2023)。
気になるスペックは下記のとおり。
MacBook Pro 14インチモデル
・本体価格：税込み 288,800円、税込み 358,800円、税込み 448,800円
・CPU：Apple M2 Pro、Apple M2 Max
・OS：macOS Ventura
・ディスプレイサイズ：14.2インチ
・リフレッシュレート：最高 60Hz
・メモリ：16GB、32GB、64GB、96GB
・ストレージ：512GB、1TB、2TB、4TB、8TB
・充電端子：MagSafe 3
・外部端子：USB Type-C ×3、フルサイズのHDMI、SDXCカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
・内蔵バッテリー容量：70Wh
・充電速度：最高96W
・Wi-Fi：802.11ax までサポート
・Bluetooth：バージョン 5.3
・Webカメラ：1080p FaceTime HDカメラ
・本体重量：最高 1.63kg
・最小構成：16GBのメモリ、512GBのストレージ、Apple M2 Pro からスタート
・発売：2023年2月3日から
MacBook Pro 16インチモデル
・本体価格：税込み 348,800円、税込み 376,800円、税込み 498,800円 ※最高構成だと、税込み 918,800円
・CPU：Apple M2 Pro、Apple M2 Max
・OS：macOS Ventura
・ディスプレイサイズ：16.2インチ
・リフレッシュレート：最高 60Hz
・メモリ：16GB、32GB、64GB、96GB
・ストレージ：512GB、1TB、2TB、4TB、8TB
・充電端子：MagSafe 3
・外部端子：USB Type-C ×3、フルサイズのHDMI、SDXCカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
・内蔵バッテリー容量：100Wh
・充電速度：最高96W
・Wi-Fi：802.11ax までサポート
・Bluetooth：バージョン 5.3
・Webカメラ：1080p FaceTime HDカメラ
・本体重量：最高 2.16kg
・最小構成：16GBのメモリ、512GBのストレージ、Apple M2 Pro からスタート
・発売：2023年2月3日から
今回の新製品発表でこれから注文される方が多いのは、MacBook Pro 14インチ (Late 2023)です。このモデルの最小構成で購入すると、税込み 税込み 288,800円となります。
ちなみに、、MacBook Pro 14インチ (Late 2023)の最高構成で購入したら、税込み 896,800円といきなり税込み 900,000円目前まで迫る本体価格に跳ね上がります。
ただ、MacBook Pro を仕事で使うユーザーが一定数多いことから、税込み 900,000円目前の MacBook Pro は安い買い物かもしれません。
Mac mini (Late 2023)
Apple StudioDisplay の登場により、Mac Pro から Mac mini や Mac Studio の切り替えがすすむ、置き型Mac シリーズ。Mac mini も Apple M2 搭載モデルが誕生しました。
Mac mini のスペックは下記のとおり。
Mac mini (Late 2023) スペック
・本体価格：税込み 84,800円、税込み 112,800円、税込み 184,800円 ※最高構成だと、税込み 632,800円
・CPU：Apple M2、Apple M2 Pro
・OS：macOS Ventura
・メモリ：8GB、16GB、24GB、32GB
・ストレージ：256GB、512GB、1TB、2TB、4TB、8TB
・外部端子：USB Type-C ×2～4、USB Type-A ×2、フルサイズのHDMI、3.5mmイヤホンジャック、有線LANポート
・Wi-Fi：802.11ax までサポート
・Bluetooth：バージョン 5.3
・本体重量：最高 1.28kg
・最小構成：8GBのメモリ、256GBのストレージ、Apple M2 からスタート
・発売：2023年2月3日から
今回のサプライズ発表を振り返って
今回のサプライズ発表で大きく目立ったのは、Apple Mシリーズの最新作の最上位CPU Apple M2 Pro、Apple M2 Max が姿を現したことです。
これらのCPUは、Apple M1 Pro より40%のパワーアップし、より Apple Mac シリーズに新たな旋風を巻き起こすことでしょう。
ただ、これらのCPU は新しいCPUより大きく性能が向上することは当たり前の世界であり、Apple は新しいCPUを開発しては、現行モデルの更なるパワーアップを測っていくことは間違いありません。同時に現行モデルより新型の方が遥かに高額となる傾向を Apple が既に取っている関係から、消費者が Apple 製品を買うことに強い疑問符を投げかけるでしょう。
それは決して、不思議なことではありません。
Apple はこの先、WWDC 2023 の開催に向けての準備を本格化しているため、今回の Apple M2 Pro と Apple M2 Max の発表は、次なる新型CPU Apple M3 シリーズの前兆と見て取れます。
そして、Apple は WWDC 2023 で Apple が独自に開発を進めている MR・VR機器の発表を急ぎ、今回の Apple M2 Pro、Apple M2 Max 搭載の MacBook Pro の登場は、Apple が独自に開発を進めている MR・VR機器との親和を測る目的でよりハイパワーの MacBook Pro や Mac mini を出したと見られます。
